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WILLCOM 03と黒耳セット

ウィルコムストアで販売しています。

W-OAM typeG対応の新型W-SIMを「WILLCOM 03 スペシャルモデル」に同梱した、"WILLCOM 03 [RX430ALセット]"を台数限定にて特別販売中!
スマートフォンHYBRID W-ZERO3」にも標準セットされている新型W-SIMの「RX430AL」は、W-OAM typeG対応エリアで、最大400kbpsのデータ通信が利用可能。新規ご契約なら、商品代金込み【月額2,080円】でご利用いただけます!

WILLCOM 03[RX430ALセット]

HYBRID W-ZERO3に見たW-ZERO3シリーズの進化の形


W-ZERO3シリーズの5代目にあたるHYBRID W-ZERO3が発売されました。W-ZERO3W-ZERO3[es]、Advanced W-ZERO3[es]WILLCOM 03と愛用してきましたので、2005年12月からずっとW-ZERO3シリーズを使っています。何と5年目になるんですね。
初代のW-ZERO3は、日本においてPDA市場が壊滅した2005年、突如登場したスマートフォンでした。キーボード内蔵の大型液晶で通話もできてしまう端末が、まさか日本に登場するとは思いませんでした。まさにモバイラーにとっての救世主的な存在でした。その初代登場から丸4年が経ち、日本のスマートフォン市場も大きく変わりました。特に、iPhoneの登場で、急速にスマートフォンユーザーが増えています。Androidの登場もさらに追い風になっています。
その環境の変化の中で、W-ZERO3は、ウィルコムとシャープによる日本独自の端末として進化を遂げ、HYBRID W-ZERO3となりました。スペックとしては、W-SIMの通話と通信、WILLCOM CORE 3Gの3G通信内蔵、GPS内蔵といろいろなアグレッシブな仕様があります。しかも、3Gに関しては、SIMフリーという、日本の通信キャリアが発売する端末としては、初めてのSIMフリー端末ではないでしょうか。ウィルコムらしい仕様と思います。
スペック的に、劇的な進化が感じられますが、実際にHYBRID W-ZERO3を使ってみると、W-ZERO3シリーズの伝統を受け継いだ進化を感じることができます。一つは、携帯スタイルで使うことのスムースさです。私個人としては、キーボード内蔵端末が必須条件ではあったのですが、携帯キー内蔵のHYBRID W-ZERO3を使ってみると、とても快適に入力できることに驚きます。今までは、キーボードを引き出すことで、画面回転にちょっとタイムラグがあり、内蔵キーボードの入力もちょっと遅め、という感覚でした。しかし、HYBRID W-ZERO3は、画面を回転しないで利用するためか、携帯キーをスライドさせてもすぐに入力ができ、入力キーの感覚も非常に軽快です。Windows Mobileスマートフォンで、ここまで高速に入力できる端末は初めての感覚です。ちょっとした通常の携帯より速いのではないでしょうか。
キーボード内蔵から携帯キー内蔵に大きく変わったW-ZERO3シリーズは、実は、非常に良い進化を遂げたように感じました。シャープによる日本で伝統のある携帯キー入力と、マイクロソフトによるWidows Mobileが、非常に良いコラボレーションをしているように思えます。今までの日本のWindows Mobileスマートフォンが、ちょっと無理して日本仕様にしていたように感じていましたが、HYBRID W-ZERO3で、純正日本端末が登場したように思います。
キーボードを内蔵しないデメリットを超えるだけの携帯キーの内蔵のメリットがあると感じました。携帯電話ユーザーにも違和感のない入力環境をもったスマートフォン。多くのユーザーに、このHYBRID W-ZERO3に触れてほしいと思います。