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iPAQでマイクロキーボード、サムキーボードをお使いの方にお勧めソフト「HardkeyIM for PPC2003」


ダウンロードはこちらから
http://d.hatena.ne.jp/KOTETU/00000104#p4
iPAQ h2210h4150には、外付けキーボード「マイクロキーボード」があります。本体にフィットした非常にコンパクトなキーボードで、今までキーボード付PDAをいろいろ使ってきましたが、私にとっては一番フィットする親指入力キーボードです。それでけ使いやすいキーボードですが、英語版のみリリースされているため、日本語環境で使うには多少の不満点があります。
その中で大きなものは、入力時に英語と日本語の切り替えがキーボード上から出来ないということです。キーボードの変換により、日本語入力時にある程度のアルファベットの入力は可能ですが、英語はなるべくなら変換キーを押すことなく、英語モードで入力した方が効率がよいものです。実際、私が英語モードと日本語モードを切り替えるときには、ソフトウエアキーボードを起動して、それから英語・日本語を切り替えるキーをタップして、改めてマイクロキーボードで入力する、という手段を使っています。折角、ハードキーボードを使っているのに、ソフトキーボードを起動する必要が出てきます。
またハードウエアキーボードは画面の面積を多く占めてしまいます。Internet Expolerなどで入力フォームにフォーカスが合うと、この面積の大きなソフトウエアキーボードがその度に立ち上がってしまい、画面の閲覧性が落ちてしまいます。
また、PocketPCマルチタスクOSですので、アプリケーションを終了させることなく、次々とアプリを立ち上げて使用することができますが、沢山のアプリを起動した状態だと動作が緩慢になる場合があります。そこで、私はiPAQ純正ソフトiTaskにて、アプリケーションを使い終わったら、終了させる癖をつけていますが、iTaskでの全てのアプリを終了させる方法が面倒でした(iTaskを起動して、起動しているアプリ画面を長押しタップして、ポップアップしたメニューより全てのタスクを終了を選択する)サードパーティ製のタスク管理ソフトを入れるとh2210が不安定になる場面もあり、なるべく純正のソフトだけでつかっている関係もあります。
数々のソフトウエアを公開なさっているid:KOTETUさんに相談して、
●英語日本語の切り替え
●タスク管理(終了と切り替え)
という不満を解決するSIPを作っていただきました。「HardkeyIM for PPC2003」です。
ダウンロードしたCABファイルをPocketPC上でダブルタップします。「メモ帳」など入力のできる画面において、ソフトウエアキーボードを選択するツールバーのキーボードをタップすると、標準キーボードに加えて「HardkeyIM」が追加されていますので、タップして選択します。

「HardkeyIM for PPC2003」が起動します。このソフトウエアキーボードは入力用のアルファベットがありません。スタイラスではなく、指で画面をタップして呼び出せる機能を限定して表示させています。
ボタンは左より、「現在のタスクの終了」「全てのタスクの終了」「今起動しているタスク以外のタスクの終了」「Today表示」「タスク切り替え」「英語日本語切り替え」です。
それでは今回のメイン機能の「英語日本語切り替え」の使い方をご紹介します。マイクロキーボードで入力して英語を入力したい、と思ったときは、スタイラスペンなど持たずに画面下のツールバーのキーボードアイコンをタップします。

「HardkeyIM for PPC2003」を呼び出して「漢字」と書いてあるボタンをタップして、「漢字」が選択されていない状態で、マイクロキーボードで入力することで、英語が入力されます。マイクロキーボードで入力を開始すると、ソフトウエアキーボードと同じように「HardkeyIM for PPC2003」は隠れます。

また日本語を入力したい場合は同じように、「HardkeyIM for PPC2003」を呼び出し、「漢字」をタップして反転させることで日本語入力ができます。
タスク終了に関しては、「全てのタスクの終了」を押したときの爽快感は素晴らしいです。PocketPCを使う上では、タスクを終了する癖を付けることをお勧めします。
「タスク切り替え」に関しては、現在起動しているアプリケーションの一番最近使ったアプリを2個、トグルで切り替えます。例えば、IEで閲覧しながらメモ帳で入力している場合など、このボタンを活用することでスタートメニューからアプリケーションを選択することなく、アプリの切り替えを行うことができます。
「HardkeyIM for PPC2003」は、マイクロキーボードを装着したiPAQ h2210h4150でのみ有効活用できるソフトウエアです。マイクロキーボードをお使いの方は、キーボード入力が必須で選択していると思われます。補助アプリケーションをいろいろと組み合わせる方法はいろいろあるかと思いますが、このソフトを導入することで、簡単に自分の望む環境が手に入れることができて非常に使いやすいソフトです。
なお、こちらのソフトウエアは、ノンサポートですので、導入する場合は自己責任でお願いします。
「HardkeyIM for PPC2003」を作っていただいたid:KOTETUさんに感謝します。