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問いかけるマシン

えりえりさんのコメントで考えるところがあり、書きます。シグマリオンを使っていると「何ができるの?」とよく聞かれます。そんな方には、Webにアクセスしたり、メールを受信してみせて、MP3を再生したり、動画を見せたり、ワードパッドで入力したり、ゲームをやってみたり、と一通りやってみせます。だいたいの反応は、「パソコンの代わりになるの?」というリアクション。「仕事で使うならパソコンの方が便利だよ」と正直に言います。でも「何に使いたいの?」と聞くと、シグマリオンで出来てしまうことばかりなんですよね。またPDAとして使いたい方にも同様だったりするんです。シグマリオンにはPDAで必要な機能も備わっていますから。となると、シグマリオンPDAやノートパソコンの代わり、という視点ではなく、また別のもの、という考え方がいいのかもしれません。例えば、大きさだけ見れば、PDAユーザーは大きすぎると言うし、ノートパソコンユーザーからすると小さすぎる。その他の機能も、帯に短し襷に長しで、同様だったりします。しかし、人によっては必要十分な機能を持っている。「あなたのやりたいことは何ですか?」シグマリオンはユーザーに問いかけるマシンです。昔のMacはユーザーにそんな問いかけをしてくれたような気がします(単なるノスタルジーかもしれません)。たまには酷使しているマシンを一休みさせて、あなたへの問いかけを聞いてみてもいいのではないでしょうか。そうすれば、自分が本当に求めているPDAやパソコンの姿が見えてくるに違いありません。私にとっては、シグマリオン3が私の求めている姿に今一番近い姿なんですね。(酔っぱらってばかりいないで、たまには真面目に考えてみました。でも二日酔いだとまとまりませんねえ)