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キーボード内蔵PDA・Zaurus MI-E25DCを入手

キーボード内蔵PDAを入手しました。お、新機種か?ではなく、Zaurus MI-E25DCです。知り合いがもう使わないということで譲ってもらいました。実は、こんなにPDAを沢山持っているのに、リナザウではない、純正のザウルスOSを積んだザウルスを使うのは初めてだったりします。このMIザウルスも店頭でさんざん悩んで買わなかった覚えがあります。折角、入手したので、今更ではありますが、レポートを上げてみます。ザウルスユーザーの方にとっては、結構間違ったことを書いてしまうかもしれませんが、ご了承下さい。
マニュアルもなく、付属品もなく、バッテリも上がってしまっているので、まずは充電。普通のACアダプタ口なので、iPAQ用ACで充電できました。まずは、スライド式キーボードで日本語入力をしてみました。変換が速いですね。キータッチもまあまあです。数字や英字、記号入力に慣れが必要ですが、結構実用できそうです。そして、AirH"カードを挿してネットをしてみました。32kパケットで簡単に繋がってしまいました。ブラウザですが、非常に面白いです。ページ表示は、まずテキストを読み込んで表示してから、画像を後から表示していきます。モバイルでは実用的です。また、ランドスケープ表示も一瞬で簡単に切り替わります。PocketPCPalmで苦労していることを簡単に実現してしまっているようで素晴らしいです。画面スクロールも速いです。
問題としては、1時間程度ネットしていたらバッテリが切れそうでした。バッテリがへたっているのか、リナザウC700並みのバッテリの持ちなのか、判断が付かないところです。またはてなダイアリーの入力画面で文字化けしてしまいます。文字コードが合っていないのでしょうか。ブラウザも快適で、文字入力もそこそこできるので、はてなが入力できるのであれば、blogマシンとしては優秀だと思われますので、残念です。
他の機能としては、カメラも搭載しています。これも速い動作速度でサクサク撮れます。手ブレさえ気をつければ、携帯カメラ程度の使い方はできそうです。解像度としては、VGAQVGAですが、QVGAで撮影してblog用に使うのに重宝しそうです。また画像ビューワも使いやすそうで、画像加工も簡単そうです。
驚いたのは、以前使っていた方のデータがちゃんと残っていました。データのタイムスタンプを見ると2002年になっていました。バッテリが切れてもデータがちゃんと残っているザウルスはPDAとして考えると、非常に素晴らしいです。
あとは、いろいろ操作してはいるのですが、ザウルスOSに慣れるのが大変です。画面タップだけで全ての操作ができなく、ボタンを押してメニューを呼び出す必要があります。画面タップというより、ボタンで全て操作するという電子手帳から進化したOSなんだなあ、と実感できました。
ただ、このサイズでキーボードも搭載され、CFとSDのダブルスロットで、ランドスケープもでき、液晶カバーも付き、ネットもサクサクできてしまう、というPDAとしてはある意味完成しているマシンなんだなあ、と感動してしまいました。当時、ザウルスOSにどうしても馴染めなくて購入を断念しましたが、現在のように、PIMはPalm、ネットはiPAQなんて、PDAを複数使っている状況だと、このザウルスで何か専用機能として使う分にはそんなにOSへの違和感はなく使えてしまうかもしれません。これから使い方を考えてみたいと思います。