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レビューその6・Bluetoothヘッドセット

ドコモのWindows MobileスマートフォンhTc Zを使っています。この端末には、Bluetoothが搭載されています。ウィルコムW-ZERO3には、何故かBluetoothの搭載は見送られ続けていますが、このBluetoothが使えるか使えないかで、随分活用の幅が変わってきます。
まずは、手持ちのBluetooth機器で接続を試してみました。BLUETAKEのヘッドセット、BT400G3です。

Bluetake Bluetoothヘッドセット BT400G3

Bluetake Bluetoothヘッドセット BT400G3

こちらのヘッドセットは、iPAQではヘッドフォン代わりに、au端末ではヘッドセットとして活用していました。最近使っていなかったのですが、hTc ZBluetoothが搭載されたので、久しぶりに使うことにしました。
hTc ZBluetoothの初期設定は簡単です。
1.ヘッドセットの電源を7秒以上押して、ペアリングモードにします。
2.hTc ZのコミュニケーションマネージャでBluetoothをオンにする
3.コミュニケーションマネージャ→設定→Bluetoothの設定→デバイスのタブで「新しいパートナーシップ」をタップして、パスキーを入れる。
4.ヘッドセットの電源を入れなおす。
これで、試しに使ってみたところ、電話の通話がちゃんとできました。一度設定してしまえば、hTc ZBluetoothがオンになっているときに、ヘッドセットの電源を入れれば自動的に繋がります。
残念なのが、BT400G3が、ヘッドセットプロファイルしか持っていないので、音楽が聴く事ができないことです。実は、iPAQ h2210では何故か音楽が聴けていました。
どうしてもBluetoothで音楽が聴きたい、ということで、Bluetoothオーディオアダプタを購入することにしました。
購入したのは、VAIO周辺機器のVGP-BRM1です。
SONY Bluetooth オーディオコントローラーVGP-BRM1小さなMP3プレーヤのような感じです。ヘッドフォンを挿して使います。ストラップ穴があるので、首から提げて使うことにしました。VGP-BRM1も同じようにhTc Zとペアリングをして、ヘッドセット、そしてBluetoothヘッドフォンとして使えるようになりました。
しかし、音が悪くて、モノラルです。
そこで、設定を変更することにしました。
fit4cat Hermes Tweaker v1.1a
http://www.fit4cat.de/portal.php
こちらのTweakerで、A2DPプロファイルの設定をステレオで音質をよくすることができました。
VGP-BRM1は、オーディオコントローラということで、ボリューム、曲送り、プレイ、停止のボタンがあります。このボタンは、Windows Media Playerでは使えました。GSPlayerでは使えませんでした。VGP-BRM1を使うときは、Windows Media Playerを使うようにしています。
Bluetooth オーディオコントローラーVGP-BRM1のおかげで、ワイヤレスヘッドフォンとして使っています。音楽を聴いたり、動画を見るときのヘッドフォンとしてとても便利です。また、音楽を聴いている最中に電話がかかってきても、VGP-BRM1のプレイボタン(通話ボタン)を押すと、本体のマイクでそのまま通話ができます。通話が終わると、音楽が始まります。つまり、hTc Zは鞄に入れたままで、音楽を聴きながら、電話着信通話が可能なのです。首から提げている小さなMP3プレーヤのようなもので、音楽を聴くことも、通話も可能になってしまいました。
ただし、問題もあります。Bluetoothで音楽を聴いている間は、hTc Zの動作がとても重くなります。音楽を止めれば、元に戻ります。音楽を聴いている間は、電子書籍を読むくらいが限界かなあ、という感じです。平行作業をしたい場合は、有線ヘッドフォンの方がいいようです。