今月末発売予定のbitWarp PDA用W-ZERO3のテスト端末を、発売前ではありますが、ソネットエンタテインメントからお借りすることになりました。通信のみのサービスですが、非常に安価にW-ZERO3で定額通信できるので、注目のサービスです。
ソネットエンタテインメントは、月額2107円で128kbpsの通信が使い放題になるPDA専用接続サービス「bitWarp PDA」専用の「W-ZERO3」を発売する。
bitWarp(ビットワープ)
「So-net専用機器認証ツール」ソフトウェアをインストールすることで、bitWarp用W-ZEROとなっています。通話機能ができなくなっているのですが、スタート→設定の中身を見てみました。ノーマルW-ZERO3と比較をしてみました。
個人用タブを見てみました。電話関連のコントロールパネル、「待ち受けモード」、「着信音/バイブ」、「電話(一般)」が削除されています。さらに、「Eメール(ウィルコム)」も削除されています。
システムタブでは、「ユーティリティ」が削除されています。つまり、「ユーティリティ」にある機能の、USB接続方法(モデムへ切替)、無線ON/OFF、電話帳読込、縦横表示切替、電波状態表示ランプ、の各機能が使えないようになっています。
無線LANのオンオフは、「プログラム」の中に「ワイヤレスLAN」というアプリケーションがあって、ここでON/OFFができます。
ただし、MACアドレス表示はありません。
連絡先にも「電話をかける」という機能はありません。
つまり、W-ZERO3が、Windows Mobile 6に電話機能を載せた擬似Phone Editionだったわけですが、bitWarp用W-ZEROは、ノーマルなWindows Mobileになっている、ということのようです。通話機能のない分、シンプルになっているんですね。