Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

auのスマートフォン参入で日本のスマートフォンの夜明けがくる


ついに発表になりました。2009年春にauからWindows Mobileスマートフォンがリリースされるそうです。

KDDI沖縄セルラー電話は、法人のお客さまのビジネスシーンでのご利用におけるニーズの多様化に対応するため、セキュリティ機能を強化した新ラインナップ「W63Kカメラなしモデル」を2008年9月下旬より、KDDI初となるスマートフォンE30HT」を2009年春に、それぞれ発売します。

日本におけるスマートフォンの現状は、わずか数年前は悲惨なものでした。携帯電話やノートパソコンの普及により、PDA市場の縮小し、壊滅してしまいました。PDAを愛用していたモバイルユーザー達は路頭に迷う事態となってしまいました。一部のユーザーは、海外スマートフォンを日本でPDA的に利用することで、急場を凌ぎます。
その状況の中、2005年にウィルコムからW-ZERO3がリリースされます。携帯電話機能を搭載した、日本で初めて発売されるWindows Mobileスマートフォンでした。まさに、このW-ZERO3は、モバイルユーザーの私にとって救世主でした。
その後、2006年にソフトバンクよりXシリーズ、ドコモより法人向けWindows Mobileスマートフォンを個人向けにネット販売開始、2008年にイーモバイルの音声サービス開始と同時にEMONSTERシリーズのリリース、と、auを除いた携帯キャリアが続々と、Windows Mobileスマートフォンを投入してきました。
リリースはされてはいるものの、正直なところ、市場の広がりは今一つなのが現状です。通常の携帯電話のように購入してからすぐに使える端末ではなく、ある程度のスキルが必要となるためです。それだけ、利用が難しい端末ではありますが、私にとっては、このWindows Mobileスマートフォンが日常生活では不可欠です。仕事のPIMデータ、文書から、音楽、動画、ネット、メールと、私にとってのメイン端末は、パソコンではなく、Windows Mobileスマートフォンなのです。
この不可欠なWindows Mobileスマートフォン市場が広がるためには、まず端末がリリースされることが大事です。PDA市場が縮小してしまった轍を踏まないためにも、定期的に新機種がリリースされる市場作りが大事です。現状では、毎年、複数機種がリリースされる状況にはなってきています。モバイルユーザーの私にとって、昔に比べれば、夢のような環境になってきています。
そして、ついに、2009年春にauWindows Mobileスマートフォンをリリースします。市場拡大において、全てのキャリアからWindows Mobileスマートフォンがリリースされることは非常に大事なことです。これで、一人でもユーザーが増えることで、また、さらに次の端末リリースに繋がるはずです。ユーザーとしては、それを信じています。
auの参入は初めての端末ということで、いろいろあるとは思われます。しかし、ソフトバンクiPhoneの拡大のための料金プラン変更がWindows Mobileユーザーにとってメリットのある料金プランになったり、ドコモが法人向けWindows Mobile端末の不振で個人向けにもリリースしたり、イーモバイルの台頭でウィルコムの料金プランがリーズナブルになったり、など、厳しい状況が個人ユーザーのメリットとなる可能性があります。
auスマートフォンへの参入は、携帯市場縮小の危機感や、法人市場の拡大など、いろいろな狙いはあるとは思われます。しかし、結果的には、個人ユーザーが、店頭で、全てのキャリアで、Windows Mobileスマートフォンを購入することができる、という素晴らしい結果になることを期待します。
是非、au初のスマートフォンE30HT」には頑張っていただき、ユーザーが一人でも増えて欲しいと願っています。それが将来に必ず繋がるはずです。W-ZERO3シリーズが救世主として登場した2005年以来、4年弱経過した2009年春に、日本のスマートフォンの夜明けがやってきてほしいと思っています。
(追記)

マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区)が2009年春に発売を予定しているスマートフォンE30HT」に、マイクロソフトの携帯端末向けプラットフォーム「Windows Mobile(R)」が採用されたことを発表しました。今回のKDDIの採用決定により、すでにWindows Mobile端末を発売しているイー・モバイル株式会社、株式会社ウィルコム、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモソフトバンクモバイル株式会社(五十音順)と合わせ、国内携帯・PHS大手5社すべてからWindows Mobile 搭載端末が提供されることになります。

Windows Mobile端末は、世界49のメーカー、160の通信事業者に採用され、2008年度(2007年7月〜2008年6月)のライセンス出荷数は1,800万以上、ユーザー数は累計で3,500万人以上になります。日本では2005年12月の発表以来、現在までに携帯・PHS4社から15機種が提供されています。