取りこぼし対策はされているようですが、私が使っていると激しく取りこぼしが発生します。
日経トレンディネットより
――それ以外の点で、特にこだわった部分はどのあたりでしょう?
勝田氏:やはり、タッチによる使い勝手ですね。例えば、開発段階で、普段のタッチ操作では特に問題は起きなかったものの、マルチタッチ対応ではないこともあり、文字を連続入力する場合などに取り漏らしをするケースが多くありました。そこで、ソフトウエアの開発部隊と課題を共有。議論、施策、調整を通して試行錯誤を繰り返してきました。こうしたことが実現できたのも、チーム内の風通しがよく、一丸となって取り組むことができたからだと思います。
では、Xperiaが現在の形になるまでに、企画・開発者はどのような所に力を注ぎ、こだわりを持って取り組んできたのだろうか。Xperiaの開発に携わった商品企画担当の西村氏、ソフトウエア担当の近藤氏、ハードウエア担当の勝田氏に話を聞いた。