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α55、α33

 またα55/α33では、光学ファインダーではなく、「Tru-Finder」と呼ぶEVFを搭載している。0.45型の総画素数144万ドット相当、有効画素数115万2,000ドットの電子式ビューファインダー(エクストラファイン)。
 視野率は100%、倍率は1.10倍。アイポイントは約10mm。また、視野角33.2度(16:9)、または29.3度(3:2)を実現し、「α900の光学ファインダー(34.3度)に迫る見えを実現した」としている。ちなみに、一般的な光学ファインダーの視野角は、23?25度程度という。

 今春に行なわれたイベントのPMA 2010やCP+2010において、ソニーが開発発表した2機種のうち、「メインストリーム機」と呼んでいた参考出品を製品化したもの。従来のαAマウント機の中で最もコンパクトなボディを実現するとともに、撮像素子によるライブビュー、フルHD記録、10コマ/秒連写(α33は7コマ/秒)などの新機能を盛り込んだ。

両モデルの違いは主にセンサ部分。α55は1620万画素"Exmor" APS HD CMOSセンサーを備え、秒間10コマの連写が可能です。おまけにGPS付き。重さはバッテリーとメモリースティックPROデュオ込みで500g。一方、α33は1420万画素センサーですが、下位モデルとはいえ秒間7コマ連写が可能。ちょっと軽い492gです。

ボディはα550と比べると3/4ほどに小型化。電子ビューファインダーを採用し、秒10コマの高速連写(α33は7コマ)、電子水平器、AVCHD動画撮影、3Dスイングパノラマ、GPS機能(α33は非搭載)など、最強のエントリークラス一眼になって登場しました。

構造上ミラーのアップダウンが必要ないため、一般的な構造のデジタル一眼レフカメラがAFで写真を撮る際に必要な、ミラーアップ/ダウン→ミラー振動吸収→AF測距→AFモーター駆動という4ステップの内、AF測距→AFモーター駆動の2ステップでAF利用の撮影が行えるため、AF利用の高速な連写が行える。AFセンサーは中央3点クロスの15点AFセンサーを搭載する。

EVF(Tru-Finder)を搭載しながらなぜ一眼レフライクなデザインなのか、という問いに対して勝本氏は、「何十年も培われた一眼レフのデザインは完成の域にきており、グリップの形、レンズとファインダーの光軸の一致など、大きく替えるのはどうかと考えた」とした。今回は伝統的スタイルの中に新機能を凝縮し、デザインの挑戦はNEXで徹底的に追及したという。