スマートフォン&タブレット2011にて、セミナー、ビジネスを加速するWindows Phone&クラウドを受講しました。講師はマイクロソフト中島氏です。マーケットプレイス店長でお馴染みです。今回は、スマートフォンのビジネスニーズと個人ニーズの差を埋める必要性のお話でした。非常に興味深い内容でしたので、ご紹介します。
ユーザー層は?
ビジネス利用にマッチしていない。
エンドユーザーは多く使っている。
要求の違いがある。
IT部門
セキュリティと管理、アプリを入れさせたくない
エンドユーザー
利便性とパーソナライズ、アプリを入れたい
セキュリティの状況
会社規模によってデバイス、セキュリティの状況が違う。
携帯が個人所有か会社支給か、という違いもある。
個人所有の場合、セキュリティに問題がある
windows phoneビジネスツール
outlookモバイル
高機能なメール。
Lync Mobile
リリース前。コミュニケーションサーバーを利用して、相手の状況を把握してコミュニケーション。
Office
クラウドsharepointと連動。
この3つでビジネスはすべて対応。
Office365にて簡単に始められる。
社内設置型
Exchange。セキュリティレベルが高い。
Lync
Windows Phoneのセキュリティについて
固く作っている。
端末のセキュリティ。データの出口がない。SDカード非対応。USB接続でも内部が見えない。BTもヘッドセットなどのみ。
パスワード必須を強制できる。
アプリケーション隔離。メモリ空間に閉じ込められている。他のアプリのデータを参照できない。ウィルスを作るのは不可能。アプリがシステムにアクセスできない。
サイドローティング禁止。マーケットプレイスからのみアプリのインストール。
セキュリティを高くする理由。
エンドユーザーにセキュリティを意識させないため。
アプリ開発について
Windows Mobileと互換性がない。
silverlightとxna。
自社や会員で利用する場合、マーケットプレイすにて限定公開可能。
開発ツール。visual studio。コードとデザインを別のツールで開発できる。無償配布。
アプリの公開方法
apphubからマーケットプレイスで公開。
ビジネスへの活用
consumerrization of IT。個人利用とセキュリティの折り合いをつけることが大事。
実機を使ったデモンストレーション
office365。有償。
ローカルにあるようにsharepoint上のファイルを操作。一度アクセスするとキャッシュが残るが、サーバー上の更新と同期をする
skydrive。無償。
25G利用できる。office文書を保存できる。共有設定も可能。
ぐるなび
ライブタイル利用方法。
店検索、スタート画面に検索した店を張り付けることができる。