それでも光は見えつつある。Nokiaが7月に発表した第2四半期の業績報告によると、Windows Phoneブランド「Lumia」の販売台数は740万台。これは前年同期と比べると約2倍増で、前四半期(第1四半期)比では32%増。四半期ベースで過去最高の数字となる。
それだけではない。740万という販売台数により、NokiaはWindows PhoneではじめてBlackBerry(旧RIM)を上回ったのだ。BlackBerryは5月、直近の四半期の販売台数を680万台と発表している。BlackBerryを上回って、名実ともに第3のスマートフォンプラットフォームになれるのか――これは、今回のNokiaの決算報告の大きな焦点の1つだった。無事にこれをクリアしたことで、NokiaはWindows PhoneとともにAndroid、iOSに次ぐプラットフォームとなった。