パナソニック株式会社さんから「ディーガ プラス」をモニターでお借りしています。
お借りしたUN-JL10T1は、10.1型液晶モニターと、320GBハードディスク内蔵のレコーダーをセットです。
ユニークな仕組みになっており、レコーダーにアンテナを繋いでテレビを受信するのですが、モニターへは無線LANにて送信をしています。例えば、タブレットでワンセグを観る場合、家の中の場所によっては、受信感度が悪く、テレビが受信できないことがあったりしますが、「ディーガ プラス」は、レコーダーにアンテナを接続しているので、安定してテレビの受信ができ、さらに、無線LANが飛ぶ範囲であれば、モニターにて安定して映像を観ることができます。
モニターは、防水のため、お風呂でも利用可能。重さは約820gということで、10インチタブレットの中では、重い部類ですが、持って利用も十分できます。約6時間の充電で連続約4時間の利用が可能です。タッチスクリーン操作で、簡単に録画や予約の操作もできます。
レコーダーに直接モニターをHDMIケーブルで接続することもでき、その場合は、付属のリモコンにて操作することになります。リモコンで操作すると、普通のレコーダーと同じように利用ができます。レコーダーには、LAN接続もできるため、モニターにてインターネットの操作も可能です。
それではモニター部分を写真で紹介します。
10.1型液晶モニターということで、iPadやdtabとほぼ同じ大きさです。厚みと重さが少し大きめです。
裏側です。デスクに立てて使えるようにスタンドが付いています。これはとても便利なので、他のタブレットでも欲しいですね。
電源ケーブルはマグネット式で、キャップレスになっています。防水対応で、キャップレスなのは、AC充電を繋ぐときに手間がかからずに良い点です。
レコーダーの設定(アンテナ接続、bcasカードの挿入)をした後に、モニターとレコーダーを無線LANにて接続して、利用ができるようになります。モニターの電源を入れたときは、5秒ほど、無線LANの接続に時間がかかります。
電源が入って、すぐにメニューが表示されます。画面タッチで選択します。
テレビの画面。画面をタッチすると、チャンネルなどのパネルが表示されます。
予約を選択すると、番組表が表示され、番組を選択して、予約の形式を選択します。画面タッチで操作なので、簡単です。
再生する、を選択すると、録画した番組の一覧となり、再生されます。再生は、CM毎のジャンプや、タイムバーのスライドにより任意の時間を画面タッチで簡単に選択できます。
WEBを選択すると、ブラウザが表示されます。テレビに搭載されているブラウザということで、動作としては遅いです。入力も「あいうえお順」のパネルで非常に使いにくいです。
YouTubeの再生ができました。
WEBの文字の拡大縮小やライトモード表示(スマホ用ページ表示)などあり、視認性はまあまあです。ただ、重いサイトと表示させると強制終了する場合がありました。
実際に使った感想としては、モニターだけを操作していると、レコーダーを意識することは全くありません。10インチタブレットを使っている感覚で、テレビを見たり、番組予約や録画や再生が簡単にできます。電源オンのときに、無線LAN接続で5秒ほど待ち時間がありますが、それ以外は、全くストレスなく操作ができます。画面も非常に綺麗に表示され、通常のストリーミング動画とは、レベルの違う綺麗さになっています。
残念な点としては、視野角です。使い方は、基本的にはスタンドを立てて使うことを想定しているため、タブレットのように平面に置いてしまうと、画面がほとんど見えません。あくまでテレビなので、あまりタブレットように平らに置いたり、手に持って使うことは想定していないのかもしれませんが、非常に綺麗な画面だけに残念に感じました。同じパナソニックの前機種のレッツノートCF-AX2もタブレット型にしてデスクに平らに置くと、視野角が狭く使いにくかったです。テレビユーザーだけでなく、普段タブレットを使っているユーザーも意識した視野角にしていただけると嬉しいと感じました。
テレビを10インチモニターにて、手軽の楽しめる「ディーガ プラス」は、テレビの新しい楽しみ方を提供してくれると感じました。
パナソニック 320GB HDDレコーダー 10.1V型防水モニター付 DIGA+ UN-JL10T1-K
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2012/06/30
- メディア: エレクトロニクス
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