ディスタゴンタイプの光学設計により、絞り解放からレンズ周辺まで画質の劣化がほとんどないという。また、大口径レンズの宿命である歪曲収差や色収差など想定できる弱点をほぼ克服しているという。それにより、どのシーンにおいてもカラーフリンジや色にじみのないシャープな画質を得られるとしている。公表されているMTFなどの性能表を見ても絞り開放から圧倒的な描写力のレンズであるということがわかるだろう。
MF専用でありながら重量は約1kg、価格は40万円以上もする。スペックも価格もモンスター級レンズではあるが他のレンズとは一線を画すレンズであることは間違いないだろう。