キックスターターにてクラウドファンディング中の新しい端末 、Listnr（リスナー）のアイデアソンに参加しました。
Interphenom共同創設者 江原理恵氏より、Listnrについて説明がありました。
人間の第２の耳にしたい。
音を使う、聞くことでまだまだできることがある。
自分の代わりに聞いてくれるデバイス。
デモ動画。指をならすとピンクに光る。
現在できること。
音で家電をコントロール。
赤ちゃんの鳴き声で、赤ちゃんの感情を判定してスマホに通知。
音を拾ってクラウドに投げる。
続いて、Listnrのハードウェア仕様についてCerevo代表取締役 岩佐琢磨氏より説明がありました。
無線LANが内蔵されたマイク。全方位の音を拾う。
ストレージは搭載していない。
バッテリーなし。
USBの5Vで稼動。
APIを公開。サーバー経由で制御。
リアルタイムデバイス制御。
録音データの取得。
感情、音声認識結果の取得。感情分析エンジンをサーバーに搭載。
リアルタイムデバイス制御。
本体LEDの発光を制御。ミュート設定。録音トリガー（音量で）
録音データ方式。Webhook方式。
Panasonicのエンジンにて、乳幼児音声、ママ音声、感情ポイントなど認識。
ちゃんと話かけて認識させるのではなく、日常の音からひろって認識。
本体では音声解析をせずに、サーバーで行う。
音量をトリガーにして録音して、録音したデータをサーバにポスト、音声解析した結果をCSVで出力。
ベビーモニター的に使える。
そして、Listnrの音声認識技術についてパナソニック アプライアンス社 技術本部 主任技師 飯田恵大氏より説明がありました。
ベイビーブレス。既存コミュニケーションが使えない乳幼児と新しいコミュニケーション手段。
規定音量を超えたら１０秒録音。クラウドサーバー経由でスマートフォンに乳幼児の感情を表示。
パパがスマホを見ると、今の感情をスマホで見れる。一日の子供の感情をグラフ化。
説明の後は、Listnrの新しい使い方を考えるアイデアソンとなりました。参加者より、いろいろなユニークなアイデアが発表されました。
Listnrは、非常にユニークな商品で、APIも公開されますので、新しい使い方が開発されると面白い端末だと思います。期待したいです。
