3年前にブログ記事で紹介したLeitz ColorplanとLeitz Hektorに続きプロジェクター用レンズを写真撮影に用いるのは今回で3度目である。この種の転用は海外のマニア層の間で一昔前から行われており、インターネットで検索するとかなりの数の写真作例が出てくる。Schneiderの製品以外にもDallmeyer, Taylor-Hobson, Angenieux, ISCO, Bell & Howell, Meopta, Voigtlander, Carl Zeiss, Boyer, Leitzなど有名メーカーがレンズの供給元として名を連ねており、絞りやヘリコイドが省かれいるため写真用レンズに比べると手頃な値段で入手できる。ただし、改造し転用することができるのはフランジバックか長くイメージサークルの広い製品に限られるので何でもオーケーというわけではない。