マイクロソフトはiPhone登場以前、「Windows Mobile」によってスマートフォン市場で大きな存在感を示していた。ところがiPhoneの登場以降、急速にシェアを落とした。そこで実質的にOSを作り直し、Windows Mobileの後継で現在のWindows Phoneのベースとなる「Windows Phone 7」を2010年に発表。しかしながらハード条件を厳しく設定し、ライセンス先を絞ったことなどから端末のラインアップが広がらず、先行するiPhoneやAndroid端末の前に苦戦を強いられた。