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書籍「誤解だらけの遺伝子組み換え作物」にて、遺伝子組み換え作物の生産性向上のメリットと安全性について学ぶ

レビューズの案件です。
書籍「誤解だらけの遺伝子組み換え作物」(株式会社エネルギーフォーラム、編者小島正美)を読みました。
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こちらは、遺伝子組み換え作物GM作物)に関して、科学者、ジャーナリスト、消費者、生産者の30名による解説本となっています。様々な立場から、GM作物に関して検証しています。
以下が目次です。

Ⅰ部 なぜ誤解はいつまでも続くのか?
Ⅱ部 日本ではなぜ理解が進まないのか?
 1章 遺伝子組み換え作物とは何か?
 2章 生産者と消費者の目
 3章 記者たちはどう見ているのか?
Ⅲ部 遺伝子組み換え作物の真実
 序章 つくり話からの解放
 1章 遺伝子組み換え作物は怖くない
 2章 21の問い
 3章 人間の進化と遺伝子の移動
 4章 巨大企業と表示の義務化論争
 5章 科学をゆがめているのは誰か?

GM作物のイメージとしては、安全性の問題が大きい、と思っていましたが、この書籍を読んで、大きく考え方が変わりました。GM作物で種子のコストは上がるものの生産性が大きく上がるというメリットが世界各国の農業の実情に合わせて紹介してありました。また、安全性の問題に関しても、問題を提起した論文への反証や、マスコミによるミスリードの実例などが提示してあり、また、科学的にGM作物を体内に摂取しても問題ない、という科学者による説明も掲載されています。
食物に関して、安全性が問われる時代となってきていますが、GM作物に関して多面的に解説している本書は、消費者として一読の価値があると感じました。消費者は選択する時代になったことを実感できました。

誤解だらけの遺伝子組み換え作物

誤解だらけの遺伝子組み換え作物