A9プロセッサにおけるサムスン製の比率は、日本においては記事執筆時点で約47.5%、世界的にみても60%程度ですが、台湾に限っては約79%と群を抜いて高い比率となっています。特にiPhone6s Plusに至っては、約91%がサムスン製という著しい偏りを見せています。
そのため、今回のサムスン製のA9プロセッサ性能がTSMC製のプロセッサよりも劣るという「チップゲート問題」を受け、割りを食ったと考えた台湾ユーザー立ちの怒りが爆発、アップルや専門家は2?3%の誤差に収まるとしていますが、購入時点では確認のしようがないため、iPhone6sの返品騒動にまで発展しています。