え？こんなところに3Mの技術が？日本のインフラを支える3Mのテクノロジーに驚き　#3mjp

3Mのイベントに参加しました。今回のテーマはインフラ。

インフラというと大規模な仕組みを想像しますが、3Mの技術は、日本のインフラの根幹を支えていることを実感することができました。
まず、シートにインクを垂らす実験。

インクは一方向に伸びていきます。

このシートは、コンクリートの養生用のシートなんですね。毛細管現象で、水を運び、コンクリートの水分を保ち、精度の高いコンクリートを生成できます。

例えば、長い橋を作るときに、養生シートを敷き詰めて、水分を保つことで、均一で剛性の強いコンクリートができるそうです。シートのない時代は、濡れた毛布など使っていたそうです。

養生シートの実験その２。タッパーに養生シートの片側を付けて、コンクリートに載せると、水分が毛細管現象でコンクリートに流れていきました。

とても地味に思える養生シートの技術ですが、この技術のおかげで、作業の負担が減ったり、工事のコストダウンが実現できるそうです。

この養生シートのおかげで、強度の強い橋が作れるんですね。インフラを支える技術です。

そして、もう一つの実験。交通標識。

交通標識には反射板が使われており、車のヘッドライトで明るく見えるように工夫されています。この交通標識も、クルマ社会においては重要なインフラです。

この反射板の技術も３Mのプリズムが使われているんですね。

超高輝度プリズム技術により、夜間でも安心して交通標識を見ることができます。

さらに、東京オリンピックに向けて、重要なインフラとして、パスポートスキャナーがあります。海外の渡航者が、ホテル、店などで、パスポートを使う際に必要です。

パスポートの読み取りテストをするいしたに氏。

パスポートはデータとして読み取りが可能になり、店頭で免税品の購入が簡単にできます。3Mのパスポートスキャナーは税関でも使われているそうです。

こんな風に、3Mの技術は日本のインフラを底辺から支えているんですね。勉強になりました。

余談ですが、今話題のグラミー賞のトロフィーの研磨剤も3M製品だそうです。

お土産に、3Mの反射シート、反射テープをいただきました。自転車やランドセルに付けて、活用したいです。