しかし、より重要なのはその次の消費順という項目。ドコモ/au/ソフトバンクの主要3キャリアは原則として当月の通信量から先に消費される。一方、格安SIMは繰り越された前月分からが主流だ。
より具体的に説明しよう。たとえば、月5GBのプランに加入していて、1月は1GBしか使わなかったとする。すると翌月の2月は当月の5GBに加え、前月の4GBが加わって、最大9GBの通信量が利用できることになる。これは主要キャリアも格安SIMも同じだ。
しかし、その2月に6GBを消費したとする。すると主要キャリアでは2月分の5GBを使い切ったことになるので、3月は再び5GBからスタートとなってしまう。一方の格安SIMではまず1月分の4GBを先に消費するので、2月分は3GB余る。つまり、3月も最大8GB使えるわけだ。結構大きな違いになることがわかるだろう。