なお、兄弟レンズのPO2とPO3は1957年からロシア版アリフレックスのKONVASにも供給されました。しかし、KONVASに対するPO4の供給はなく、その代わりにレンズエレメントを1枚増やし高性能化をはかったPO56が供給されました[3]。レンズの生産は1960年代も続けられましたが、1971年にPO4の改良モデルといわれるHelios-33が登場し生産中止となっています。Helios-33野試写記録をこちらに残しましたのでご覧ください。開放での描写はHelios-33の方がシャープです。雰囲気重視ならPO4かな。