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セカンドライフに学ぶモバイルの今後

W-ZERO3の新機種、アドエスが7月19日に発売されて2週間が経過しました。在庫の方も改善されているようで、入手しやすくなっている模様です。アドエスは、今までのW-ZERO3シリーズをよりコンパクトに、携帯電話として使いやすく、さらに、今までのWindows Mobileスマートフォンのポテンシャルがアップしている(液晶の広さ、メモリ容量、CPU速度、OSのバージョンアップ)というスーパースマートフォンでもあります。これだけの素晴らしい端末を普通に購入できて、電話として使えてしまう幸せを毎日感じています。(こういう高機能スマートフォンが、日本国内で電話として使えない冬の時代があったんです)
そんな幸せな毎日を送っていますが、ちょっと気になる記事がありました。

今のセカンドライフはそれに似た感じがする。マスコミでは大きく話題として取り上げられるため、1度はアクセスしてみる。しかし、無料ユーザーにできることは基本的に大したことがない。一通り空間のなかを観光してみると満足してしまい、コミュニティーに参加したり、自分でオブジェクトを作成したりというところまでたどり着かず、大半のユーザーは二度とアクセスしない。約100万人の新しいユーザーが毎月訪れ、約100万人のユーザーが二度と来なくなる。それを繰り返しているというのが実体ではないだろうか。

スマートフォンとは話題が逸れますが、セカンドライフに関する言及でした。最近、私はセカンドライフに夢中です。何故、夢中になっているかというと、最初にアクセスしたときに、「何をしたらいいか、わからない」という状態だったからです。それでやめてしまっても良かったのですが、この「何をしたらいいか、わからない」けど、「何かすると楽しそう」という空気は感じていました。そこで、id:micaさんにお願いして、セカンドライフの基本的な使い方や、ユーザーがどんな楽しみをしているかを教えていただき、自分なりに、セカンドライフの楽しさを探している最中です。
このセカンドライフのアプローチに楽しさを感じるのは、実はスマートフォンへのアプローチに凄く似ているからかもしれません。スマートフォンは、例えば、nintendoDSのように購入してすぐに楽しめる端末ではありません。かと言って、電話として使うには、通常の携帯電話より不便な点が多いです。それでも、ユーザー側がいろいろアプローチすることで、どんどん使いやすい端末に変わっていきます。そして、携帯電話やネット端末としてだけではなく、マルチメディア端末、仕事の企画書作成端末など、いろいろな可能性を持っています。
そのレベルまで持っていくのは、なかなか大変です。購入してすぐにできるわけではありません。しかし、多くのユーザーが思考錯誤したノウハウがあります。それはそれぞれのブロガーがネットで公開してくれています。また、多くのプログラマーが有益なアプリケーションを公開してくれています。一人で悩んでいるとどうにもならないことが、ネットを通じて、情報を収集して、それを生かす努力さえすれば、スマートフォンは素晴らしい端末になるのです。ちょっと使って使いにくいな、と言って、使うのをやめてしまうユーザーがいるのは確かですが、ちょっと努力するだけで、スマートフォンの魅力はすぐに感じることができるはずです。
先を走っているユーザーの助けを借りながら、自分なりの楽しさを見つけることができる、という点で、スマートフォンセカンドライフも似ていると感じています。そこには、ユーザー同士のコミュニケーションが必須なのです。企業やメーカーが提供するものではありません。面白さを感じたユーザーが、次のユーザーに、そのDNAを引き継いで、さらに広げていく。それだけの魅力がスマートフォンにもセカンドライフにもあると感じています。
批判するのは簡単です。でも、そこを一歩踏み込んで、ぜひ、あなたなりに楽しい世界を構築していただきたいです。そして、あなたの一歩が、次のユーザーに繋がるように、ブログなどで情報発信もしていただけると嬉しいです。身の回りの方に勧めるだけでも結構です。ユーザー同士のつながりで世界を広げていける、それが、ネットの良さと思っています。W-ZERO3シリーズがさらに広がるように、日々、ブログの更新を頑張っていこうと思っています。