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絞りとシャッター速度

今回は、絞りとシャッタースピードの関係についてお話しします。デジタルカメラでも普通のカメラでも、写真を撮るのに使う光の量は、絞りとシャッター速度で調節します。シャッター速度と絞りを調節すれば、明るさは同じでも、いろいろ違った表現ができるのです。

カメラの場合、絞りの開き具合をF値と言い、その程度を数値で表します。F値が大きいほど絞りを狭め(ピントの合う範囲が広くなります)、小さいほど絞りを開ける(ピントの合う範囲が狭くなります)ことを意味します。少々強引に言ってしまえば、背景をぼかしたいときは「絞り」の値を小さく設定すればいい、ということです(図3)。

デジカメになってからは”手ブレ”が非常に発生します。絞り優先モードは手ブレ対策で一番速いシャッター速度を選択する時に重宝しています。 実は私も特に意図的な狙いが無い場合は、絞り優先モードばかり使用しています。

この特徴を生かせば望遠側で子供を撮影した場合は子供にだけピントがあって背景は ボケて子供が浮き立ちます。
この写真↓は、D70にて120mm 1/4000sec F2.8 で撮影しています。意図として背景をぼかす為に絞りを開放(F2.8)に設定しています。  レンズは80mm〜200mm F2.8 を使用。