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Google携帯G1

少々触っただけのファーストインプレッションだが、ソフトウェアの動作は全体に軽く、きびきびと動いていた印象だ。ボタンの数が少々多めなので最初は操作にとまどうが、慣れればこちらのほうが目的の機能を簡単に呼び出せるかもしれない。基本はメニューボタンから機能一覧を呼び出して、BlackBerryなどにも搭載されているジョグボールを使ってカーソル移動やクリック動作を行う。タッチパネルで画面スクロールやクリックもできるが、少々パネルの感度が弱いこともあり、ハードウェアキーを直接触ったほうが操作がやりやすかった。またWebブラウザの拡大縮小も比較的容易で、フルブラウザで多くのコンテンツをそのまま閲覧できる。ただしまだFLASHには未対応のようだ。

Amazon.comは9月23日、米T-Mobileが発表した初のGoogle Android携帯「G1」に、Amazon MP3ストアにアクセスするためのアプリケーションがプリインストールされることを明らかにした。
 米国のG1ユーザーはAmazon MP3ストアにアクセスし、600万曲以上のDRMフリーの楽曲を検索、視聴、購入、ダウンロードすることができる。

ティー・モバイルとHTCは、独自の“味付け”として、ハード面では操作系で特徴を打ち出した。「iPhone 3G」のような指を活用した直感的な操作に加えて、「BlackBerry」に代表されるボタン式のキーボードを使った文字入力も可能にした。またソフト面では、米アマゾンが提供する音楽配信サービス「Amazon MP3」向けの専用アプリケーションを搭載させた。iPhone 3Gには、米アップルの音楽配信サービス「iTunes Store」へアクセスする機能があるが、G1でも同様にAmazon MP3上にある楽曲を検索したりダウンロードしたりできる。

グーグルの既存サービスとの連携がウリで、「Gmail」「Google マップ」「Google カレンダー」「Google トーク」「YouTube」などのサービスへワンタッチでアクセスできる。Googleマップでは、「ストリートビュー」も参照できる。米国では10月22日から、英国では11月から出荷する。2009年第1四半期をめどに、オーストリア、オランダ、チェコ共和国、ドイツにも投入する。米国での価格は179ドル(2年間の継続契約が条件)。

グーグルは、Androidを普及促進するための業界団体「Open Handset Alliance」を2007年11月に立ち上げた。ティー・モバイルやHTCだけでなく、米インテル、米クアルコムNTTドコモKDDIなど世界各国の携帯電話事業者や携帯電話機メーカーが参加している。JavaによるSDK(ソフトウエア開発キット)が無償配布されており、Android対応のアプリケーションをソフトメーカーや個人が自由に開発できる環境が整っている。