ドコモのAndroidスマートフォン「GALAXY S」が発売。秋葉原では発売記念イベントが行われ、堀北真希さんやダース・ベイダーが応援に駆けつけた。
Android 2.2では、ブラウザの高速化やアプリ実行速度の向上、Flash 10.1などへの対応のほか、複数のGoogleアカウントが利用や、無線LAN接続を簡単に行える「WPS」のサポート、アプリの自動アップデートおよび複数アプリの一括アップデートなどに対応する。OSのバージョンとしてはテザリング機能(通信モデムとして使う機能)もサポートされているが、GALAXY S(SC-02B)では対応していない。
端末販売価格も新規一括の価格で3万円を切る予価が案内され、PRIMEシリーズの販売価格などを考えれば、ドコモがスマートフォンに注力していることがわかる。他キャリアのスマートフォンも含めて検討する場合、ソフトバンクの「iPhone 4」や「HTC Desire HD」、auの「IS03」「SIRIUSα IS06」あたりが当面のライバル機種といえそうだ。単純に一括価格を比較すると、iPhone 4が約5万8000円、HTC Desire HDが8万円超、KDDIについては発表会時点の情報となるが、いずれも4万円程度と案内されている。
Android標準のアプリであるブラウザ、Gmailアプリ、Googleマップ、メールアプリ、YouTubeアプリなどに加え、地図アプリのいつもNAVI、ボイスレコーダー、ミニダイアリー、AllShare、Backup、Daily Briefing、DioDict、layer、ThinkFree Officeといったアプリがあらかじめ搭載されており、購入後すぐに利用できる。
注目はAllShareだ。DLNA対応のクライアント・サーバアプリとして、DLNA対応のPCやテレビなどのコンテンツをGALAXY Sで再生したり、GALAXY S内の画像などをテレビで見たりといった操作を簡単に行える。
Flashをすべて一度に読み込むとブラウザの動作が重くなる場合もあるので、個人的には毎回確認にしておいて、見たいFlashにタッチして読み込みを行うのがいいと思う。