現時点で一部の古いMacは、Mountain Lion導入の前提となるLionにもアップグレードできず、Snow Leopard(10.6.8)を使い続けるしかない状態だ。Net Applicationsが最近実施した調査によれば、現在のMacのインストールベースのうち、Snow Leopardとそれ以前のバージョンのMac OS Xは52%強を占めた。つまり、現在使われているMacの半分以上が、重大なセキュリティアップデートを受け取れないことになるという。
対策として、まだSnow Leopardを使っているユーザーは、Mountain LionかLionへのアップグレード、あるいは新しいマシンの購入を検討すべきだとIntegoは勧告する。それができない場合には、Boot Campを利用してWindowsをメインのOSとして使用すべきだと提言。Appleにサポートを打ち切られたMacでも、Windows 7とWindows 8なら対応している機種があるとした。