イー・モバイルから発売されているPocket Wifi LTE「GL04P」のデモ機をお借りしました。
「GL04P」の特徴としては、大容量バッテリーによる長時間通信、LTEによる高速通信です。無線LANルーターとしては、最強とも言えるスペックを持っています。
細かい特徴は以下になります。
●下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速通信を実現する「UE Category4」に対応(イー・モバイルでは「UE Category4」の対応はまだしていません)
●1,800MHz帯のLTE、1,700MHz/2,100MHz帯のDC-HSDPA(EMOBILE G4)、W-CDMAでの通信に対応
●LTEの一部エリアでは下り最大75Mbps、上り最大25Mbps、通常エリアでは同37.5Mbps、12.5Mbpsでの通信
●「EMOBILE LTE」と「EMOBILE G4」エリアの両方で約9時間の連続通信が可能(3,000mAhの大容量バッテリを搭載)
●無線LANオフ時の待機時間は約380時間
●無線LAN機器と最大300MbpsのIEEE802.11nで通信
●最大10台の同時接続
●USB接続も可能
●microSD対応(マイクロUSBケーブルでパソコンにつなげばmicroSDカードリーダー・ライターになる)
●寸法・重量は102(W)×66(H)×14.5(D)mm・約140g
●24時間ごとのデータ通信量が366MBを 超えた場合、当日の21時から翌日2時まで制御
●充電時間はACアダプタを利用した場合は約3時間、USB接続なら約7.5時間
実際に使ってみた様子をご紹介します。大きさとしては、iPhone 4より長さが短く、横幅があり、厚みが倍ほどあるので、ずんぐりした印象です。
電源を入れると約30秒ほどで起動します。待ち受けで380時間使えますので、普段は携帯のように電源を入れっぱなしで良いと思います。アンテナ表示にてLTE、もしくは、3Gに繋がっていることが表示されています。
Wifiボタンを1秒ほど押すと、Wifiがオンになります。液晶画面の下部に「Wifi WPA/WAP2 0」と表示されます。この数字の「0」は、GL04Pに接続されている機器の数です。
接続したい機器で無線LAN検索をすると「GL04P」がヒットします。(Androidスマートフォンの画面を例にしています)
「GL04P」を選択し、「GL04P」に割り当てられているWPA Keyを入力します。
接続が完了しました。あとは、ネットをするだけです。
一度、WPA Keyを登録してしまえば、今後は自動でパソコンやスマートフォンと「GL04P」が繋がります。接続までの作業手順は以下になります。
パソコンやスマートフォンの電源をオンにして無線LANをオンの状態にする
↓
「GL04P」の無線LANをオンにする(Wifiボタンを1秒押す)
↓
パソコンやスマートフォンがネット接続
と非常に簡単な作業となります。Wifiボタンを1秒押すだけで、登録してある機器がすぐにネット接続状態になります。
通信速度は、場所にもよりますが、10Mbps前後の速度は出るので、非常に快適です。自宅がADSLの8Mbpsという低速の契約のため、自宅にいるより速い速度でネットができます。20Mbpsという速度が出る場面もありました。
なお、WPA Keyは、本体にシールで同梱されていますが、液晶面に表示することも可能です。本体横のWPSボタンを2回押すと、SSIDとWPA Keyが順番に表示されます。
同時に10台接続可能ですので、パソコン、スマートフォン、タブレットなど複数の機器を「GL04P」から接続することができます。
ネット接続が終わったところで、パソコンの電源を切るなどして、無線LAN接続がなくなると、自動で10分後に「GL04P」の無線LANがオフになり、待ち受けモードになります。手動で待ち受けモードにしたいときは、Wifiボタンを1秒ほど押せば無線LANがオフになります。
手軽に、場所を選ばず高速通信でスタミナバッテリー、ということで、モバイラーにとっては良きパートナーとなります。
「GL04P」はニッポン放送EMOBILE LTEにて、端末無料、月額料金割引、モバイルバッテリープレゼントで提供していますので、是非ご覧ください。
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