LTEとは、「高速・大容量・低遅延」の次世代通信規格のことで、現在使われている「3G」に替わるものとして「4G」と呼ばれています。現状ではデータ通信専用の規格ですが、あと2年もすれば音声通信も可能になるでしょう。世界中で使える統一規格として考案され、いずれ世界のほとんどの通信事業者が採用するようになれば、開発コストが下がって通信料金や端末代が安くなると言われていますが、一般ユーザー的には「とにかく速い!」というのが今のところ最大のメリット。低遅延――すなわちタイムラグが発生しにくいので、オンラインゲームなどでも威力を発揮します。