【ニューヨーク=畑中徹】米IT大手6社の今年7〜9月期決算が出そろった。アップルとヤフー以外の4社の純損益は、赤字か大幅減益だった。パソコンからスマートフォンやタブレット端末への移行が進むなかで「どう稼ぐか」を、各社が模索している。
アップルは、純利益、売上高ともに7〜9月期での過去最高をぬりかえた。大手での増収増益はアップルだけ。ただ、主力のタブレット端末iPadの世界の出荷台数は、事前に1800万台という予想もあったが、1400万台にとどまった。「勢いが鈍っている」との見方も出た。
脱パソコンを模索しているのはマイクロソフトだ。これまでは、パソコンなどハード製品は他社にまか...
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