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こんな美味しい黒ビールを飲んだことがない!ヱビス プレミアムブラックをヱビスビール記念館で体験

サッポロビールのブロガーイベントに参加しました。「ヱビス プレミアムブラックをヱビスビール記念館で体験」イベントです。

恵比寿ガーデンプレイスにあるヱビスビール記念館で行われました。ヱビスギャラリーによるヱビスビールの123年の歴史、プレミアムブラックのプレゼンテーション、試飲やオードブルとの食べ合わせなど、数々のイベントがありました。
イベントの内容は後ほど紹介するとして、まずヱビスプレミアムブラックを飲んだ感想を。こんな美味しい黒ビールを飲んだことがありません。

誤解を招くような表現ではありますが、黒ビールを選択した時点で、私としては、あまり美味しさを求めていないのが正直な感想です。重さとか、苦みとかを感じたい、そういうときに選択するビールです。荒っぽいドイツ料理と共にガツンと飲む、というのが、黒ビールの飲み方でした。
ヱビスプレミアムブラックを飲んで、ある意味、黒ビールのイメージが一新されました。まず「飲みやすい」。さらに、「どんな料理にも合う」ということでした。黒ビールの重さ、苦さを残しつつ、飲み易さを追求している、さすがヱビスといった感じです。黒ビールだと、普段あまり量を飲まないのですが、ついつい量を飲んでしまいました。最近は、物足りない味のビールが多い中、骨太で飲み易いビールとして、ビール好きな方は選択肢に入るビールと思われます。
それでは、イベントの紹介を。ヱビスビール記念館には、恵比寿ガーデンプレイスにあったビール工場のミニチュアが飾ってありました。

まず、グランドコミュニケーターの方が、ヱビスギャラリーを案内してくれました。

2010年2月25日からオープンしているそうです。123年の歴史を見ることができます。

まず、明治22年に三田村にビール工場が出来たところから始まります。東京生まれのビールです。そして、明治23年に発売。日本の近代化とともにビールは生まれてきました。最初に発売したビールは、ワインのようなコルク栓だったそうです。

1893年には3種類のビールが発売。このころのビールの値段は、14銭。今でいう3000円に相当。コーヒーが1銭でしたので、ビールは庶民には手の届かない存在だったそうです。

1899年は日本初のビアホール開店。当時、ビール会社は100社もあったそうですが、ビアホールを開店したのが、ヱビスが日本初。最初にメニューとして出したおつまみは、大根だったそうです。このビアホールが開店した8月4日はビアホールの日、ということで、毎年、ビアホールでは半額セールなどを行うそうです。

1900年は「パリ万博」に出展。船便で数か月かけて運搬して出展したそうですが、見事に金賞を受賞。日本のビールが世界に認められた瞬間だそうです。当時、ビールの木箱に記念の焼印が入ったそうです。

その後、ビールの出荷量が増え、鉄道で運ぶようになったため、明治39年に恵比寿駅ができ、さらに昭和3年に地名が「恵比寿」になったそうです。ブランド名が地名になることは、当時でも画期的なことだったそうです。

明治から大正にかけて、ビールの蓋が王冠になります。王冠のギザギザは21個。3の倍数で作ることで、安定して固定できるそうです。

ビアホールで人気メニューとして、「冷やしおでん」が出来たり、文豪にビールが愛されて、作品に度々登場するようになったそうです。

しかし、第2次世界大戦のときに、「ヱビスビール」というブランドが消えます。戦時下は、「麦酒」と呼ばれるようになり、配給制になったそうです。

その後、昭和46年に28年ぶりに「ヱビスビール」が復活。その当時は、「開運プレゼントキャンペーン」により「金ヱビス」「銀ヱビス」がプレゼントされたそうです。

1995年には、「ヱビスビールあります」というキャッチコピーにて、CMソングに映画「第3の男」のテーマソングを採用。現在の恵比寿駅の発車メロディーにも使われています。

そして、5月22日に「プレミアムブラック」を発売。「プレミアムブラック」のプレゼンテーションがありました。

4つの特徴があります。
1.麦芽(戦後初の麦芽100%)
2.ホップ(バイエルン産)
3.酵母ヱビス酵母という門外不出の酵母を使用)
4.熟成(普通の1.5倍の熟成期間)
そして、プレミアムブラックは、
1.プレミアムロースト麦芽備長炭による炭焼き)
2.高温ドリップ製法(温度と高めてコクを香を出す)
ヱビスのラベルの秘密として、タイを2匹持つヱビス様がいるそうです。ラッキーヱビスとして人気があるそうです。

そして、美味しいビールの注ぎ方の解説。
1.高目から注ぐ。
2.泡が50%になるのを待ち、2度目を低い位置から注ぐ。
3.液体:泡=7:3の黄金比率になったら、飲み口ぎりぎりまで注ぐ。
ヱビスビールは6℃〜8℃が美味しい温度で、冷蔵庫に5時間くらい冷やした温度だそうです。
最初に高めから注ぎ、泡を出すことで、苦みをまろやかにする効果があるそうです。

質問してお聞きしたところ、金ビールと黒ビールの出荷比率は97:3ということで、黒ビールが少ないそうです。
ヱビスビール記念館には、恵比寿ガーデンプレイスにビール工場があったころのミニチュアが展示してありました。
そして、逸品館として各地の名品も販売していました。

日本の近代化とともに、戦争にてブランドの中断を得て、123年の歴史を刻むヱビスビール。そんなことを考えながら飲む「ヱビス プレミアムブラック」は、また格別な味でした。今までの「黒ビール」とはイメージが違い、いろいろな料理に、さらに味わいを加えるビールだと感じました。

ワインや日本酒も良いのですが、のんびり味わいたいビールとして、選択すると良いと思います。黒ビールというと男性というイメージがあるかもしれませんが、料理好きな女性が、自分の料理に合わせて、ヱビス プレミアムブラックを勧めるイベントなんかあると面白いかもしれません。黒ビールのイメージが大きく変わることを期待したいです。

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