国内で利用する場合でも、特に最近普及しはじめたLTEサービスにおいて、対応の周波数によって、カバーするサービスエリアの広さ、通信速度が異なることがある。今回の「iPhone 5s」「iPhone 5c」では、ドコモ、au、ソフトバンク各社の基本となる2.1GHz帯(バンド1)に加え、NTTドコモの800MHz帯(バンド19)とKDDIの800MHz帯(バンド18)でLTEサービスが利用できる。700MHz?900MHz帯は、ソフトバンクがプラチナバンドと呼ぶなど、電波が届きやすい周波数帯とされる。今回、対応周波数が拡大したことで、従来よりも屋内外で繋がりやすくなると期待される。