dysonの新製品発表会に行ってきました。ユニークな扇風機として人気のDyson Coolファンが、静音になった新製品AM06とAM07が発表になりました。
まず製品説明です。
日本のユーザーより、音を改善して欲しいという要望が多かった。
今回の新製品では、最大75%の静音化。
扇風機は羽が空気を打ち付ける。
dysonは空気を吸引し流す。パワフルでスムース。
音の品質向上をする。
特定の周波数を消すためにヘルムホルツ空洞を使用。
穴の中でバウンスして消すノイズキャンセル設計。
乱気流もノイズの原因になるため、気流の流れを修正して、ノイズを減らした。
吸気口は均一に空気に吸い込むように設計。ディフューザーを設計。
静音でエネルギー効率も上がる。電気使用を４０パーセント削減。
リモコン、タイマー機能を搭載。
ここで、静音の仕組みを説明するために、チャーリー西村さんによる音を消す実験が行われました。
共振共鳴の実験として、声を出し、ラップを振動させる実験。ラップ上の粉が振動で、形が変わる。
さらに、音叉の実験。同じ音を出す音叉は、近くに置くと共鳴して、一緒に鳴り出す。
音を消す実験として、二つのスピーカーから同じ音を出し、パイプ内で、鳴らす位置をずらすことで、音が小さくなる。
続いて、一つのスピーカーで鳴らし、パイプの途中に空洞を作り、その空洞から同じ音が共鳴するようにして、同じ音を出すことで、音を消す実験。
ヘルムホルツ空洞は、スピーカーなどで使われている技術ですが、その技術を、Dyson Coolファンに応用したそうです。ヘルムホルツ空洞は本体の断面図で小さな穴で確認しました。
実機で確認すると、全機種のAM01と比較した場合、最大出力にて、ノイズは半分以下に感じました。空洞でノイズを減らす、という発想が面白いですね。4月30日より発売ということですので、是非店頭でご確認ください。
