まず注目したのは筐体だ。実は iPhone6の部品の中で、最も原価が高いのは「ケース加工費」。アルミの部材費は大量生産の効果でほぼゼロになるが、側面を湾曲させる切削加工には1台1時間以上かかり、加工費用はおよそ5000円もする。一方、紅米2はプラスチック成形と塗装で230円しか掛かっておらず、その差は歴然としている──。
まず注目したのは筐体だ。実は iPhone6の部品の中で、最も原価が高いのは「ケース加工費」。アルミの部材費は大量生産の効果でほぼゼロになるが、側面を湾曲させる切削加工には1台1時間以上かかり、加工費用はおよそ5000円もする。一方、紅米2はプラスチック成形と塗装で230円しか掛かっておらず、その差は歴然としている──。