清泉女子大学にて、旧島津公爵邸の撮影をしてきました。
清泉女子大学本館(旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館)は、日本の近代建築の礎を築いたイギリスの建築家ジョサイア・コンドル(Josiah Conder 1852-1920)晩年の代表作として知られ、東京都指定有形文化財に指定されています。
1915年に竣工、2年後の1917年は内装も完成して落成披露が行われました。清泉女子大学では2015-2017年を本館竣工100年記念と位置づけています。
旧島津邸はほぼ当時のままの姿で残されており、今も現役の学舎として活用されています。これからも新たな100年に向けて着実に時を刻んでいきます。
皆様の視点で旧島津公爵邸の歴史と美を表現した作品を募集いたします。
現場に行くと、撮影仲間のふにさんとこばさんとばったり会ってびっくり。撮影は、参加者が多く、人を避けて撮影するのが、とても困難でした。それでも、100年経つ歴史ある建物の撮影は楽しくできました。屋内撮影ということで、9mm(18mm相当)のフィッシュアイと35mmの広角をメインに、55mm(110mm相当)の大口径という3台の組み合わせ。今でも現役で使っている建物なので、部屋の中は今の製品が並んでしまっているため、部屋のアイテムの撮影は諦めて、建物全体を撮るように努めました。
α7、FD35mmにて。