一時期より勢いこそ衰えたとはいえ、平成26年度のガラケーの出荷台数は1040万台で、パソコン(919万台)やデジタルカメラ(578万台)、薄型テレビ(545万台)を上回る規模を維持しているのだ。
スマホの急速な普及に伴い、ガラケーの出荷台数は減少の一途をたどった。調査会社のMM総研の調べによると、平成20年には携帯電話の国内総出荷台数のうち、90%以上をガラケーが占めていたが、米アップルのiPhone(アイフォーン)の登場などもあり、一気にスマホが普及。23年にはガラケーの構成比が40%程度にまで落ち込んだ。