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ネット社会への考察その3ビジネスツールから原始的ブログへのホームページの変遷

仕事のコンテンツをホームページで発信することは非常に刺激的であった。しかしその反面、プロジェクトが終了すると、そのホームページは閉鎖する必要が出てきた。アーカイブを保存して情報を共有することがホームページの良さでもあるので、ビジネスツールとしてのホームページの存在に疑問を持ち始めた。
そこで個人ホームページを立ち上げることにした。1997年6月のことだ。自分の趣味であるコンピュータやパソコンに関して、ユーザーとしての覚書を日記形式で書く方法をとった。何故、日記形式にしたかというと、項目毎にコンテンツ製作をした方が閲覧性が良いのは当然だが、個人で定期的に更新するには根気のいる作業だった。それならば、時系列で乱暴に更新してしまい、あとで編集する形の方が良いと思ったからだった。ただし、あとで編集はままならず、放置状態となっているが。
ある特定のテーマについて日記形式でホームページを運営する、というのはニーズがあるかどうか不明ではあったが、毎日それなりにアクセスも増えていき、更新の励みとなっていった。考えてみると、日記形式で更新するホームページとは、まさにブログの原型だったとも言える。
このホームページ運営においてはモバイルが大きな役割を持ってきたのだが、それについては次回。(つづく)