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W-ZERO3を応援する理由最終回

W-ZERO3を応援する理由を書かせていただいております。3回目の今回が最終回です。
2005年6月、海外スマートフォンBenQ P50を入手して、日本語化して、日本でPDAとして活用していました。内蔵Bluetooth経由で、ボーダフォンからネットに接続したり、内蔵無線LANでネットに接続したり、と、モバイル端末としては、十分に活用できました。
それでも、私は寂しさがありました。これは「スマートフォン」だ、海外に行けば電話として活用できる、そして、ネットにも直接接続できて、プッシュメールも受けられる。そんな当たり前のことが、日本では叶わなかったです。
私は、BenQ P50をスマートフォンとして使いたい、その想いを持って、香港に向かいました。2005年10月のことです。そして、香港の空港に着いて、税関を抜けたとき、BenQ P50に、ドコモの海外ローミングSIMを挿して、通話をしてみました。何と通話ができてしまったのです。スマートフォンなので、当たり前のことなのですが、今までPDAとしてしか使ったことのない端末で、意図も簡単に電話ができてしまったのです。さらに、現地の方に香港の電話会社のSIMカードを借りて、通信も簡単にできてしまいました。Bluetooth無線LANを使うことなく、本体だけで通信ができてしまったのです。PDAユーザーにとっては、夢のような出来事でした。
これがスマートフォンの世界だったのです。PDAでありながら、通信カードやBluetooth無線LANを利用することなく、電話もでき、ネットもでき、プッシュメールも受けられる。これ一台あれば、携帯電話とPDAの機能が賄えてしまう、常に携帯とPDAを複数持ち歩いている日本のユーザーにとっては、信じられない端末だったのです。
BenQ P50をPDAとして日本で活用していて、何故か感じていた寂しさは、香港でスマートフォンとして活用することで、吹っ飛んでしまいました。スマートフォンのポテンシャルを肌身で感じることで、今までBenQ P50の魅力を半分も理解していなかったことがわかったのです。
スマートフォンの素晴らしさを堪能した香港の旅を終えた、1週間後、さらに、事件が待っていました。忘れもしない、2005年10月20日W-ZERO3が発表されたのです。
W-ZERO3は、Windows Mobileが搭載され、アプリケーションのインストールは自由、キーボード搭載、電話機能、ネット機能、メールプッシュ機能、通信定額、通話定額、日本では有り得ないスペックを搭載した「スマートフォン」が、ついに日本に登場したのです。
このW-ZERO3の登場がもしかしたら、日本における本格的なスマートフォン登場のきっかけになるかもしれない。このW-ZERO3を応援することで、今まで、使うことのできなかったスマートフォンが、日本でどんどん使える世界が来るかもしれない。私は、W-ZERO3を応援することにしました。応援することで、日本のスマートフォンの未来を夢見ることにしたのです。
W-ZERO3は、端末としても十分魅力的です。しかし、私にとっては、それ以上の意味のある端末なのです。日本では決して登場する可能性のなかったスマートフォンの夢を、ユーザーとして託している端末なのです。PDAユーザーとして、PDA機能を搭載する端末が世に出る最後のチャンスとも思っています。
明日、W-ZERO3[es]が発売されます。W-ZERO3の成功を受け、さらに、コンシューマーをターゲットにしたスマートフォンです。私は、もちろんesを応援します。そして、日本のスマートフォンの未来を信じています。そして、「W-ZERO3応援団」という看板を下ろすことができたとき、それは、日本の携帯市場にスマートフォンが溢れているときだと思っています。
ユーザーのみなさまにお願いです。別にesを購入しなくて構いません。また、厳しいご意見も今後のためには必要です。ただ、暖かい目でW-ZERO3[es]を育ててください。日本のスマートフォンの芽を見守ってください。W-ZERO3W-ZERO3[es]への応援をよろしくお願いします。