EMONSTERにはGPSが内蔵されています。今までは、Bluetooth GPSを愛用していましたので、スマートフォンにGPSが内蔵されている、ということが、いまいちイメージできませんでした。しかし、一度使い出すと、超便利です。GPSレシーバを持ち歩く必要がないこと、内蔵なのでEMONSTERの電源が入っていれば使えてしまうこと、こんな経験は初めてです。ここまで手軽になると、GPSを日常的に使ってみようかな、なんて思います。今までは、GPSを使うぞ、なんて気合を入れて使っていましたので。
GPSの使い方は簡単です。EMONSTERにGPS対応アプリケーションをインストールするだけ。ほとんどのアプリケーションはGPSのポート番号も意識しないで使えてしまうでしょう。一応、COM4がGPSのようです。
コツとしてはGPSの取得までのタイムラグがあること、ぐらいでしょうか。そのタイムラグも、EMONSTER内蔵アプリケーション、クイックGPSでネット経由で衛星データを取得すると、早くGPSデータが取得できる模様です。しかし、最初のGPS取得だけは、10分くらいかかりましたが、2回目からは1分かからずに取得しているので、十分実用的です。
アプリケーションを紹介します。愛用のGPSビューア。Bluetooth GPSに付属していたアプリケーションですが、衛星取得状況がわかるため、最初にこのアプリを起動して、衛星をつかんだことを確認してから、地図アプリケーションを起動しています。
こちらはGoogleマップ。GPSをオンにすると、自分の位置が●印で表示されて、地図上を動いていきます。ドラマ「24」みたいで楽しいです。
次にNAVITIME。GPSデータを利用してナビが可能です。また、GPSビューアのようにGPS衛星をチェックできる画面もあります。
そしてPocketMapple。こちらは軌跡の保存が可能です。1秒おきに軌跡を保存すると1時間分しか保存できないので、30秒おきにしています。また、MP3再生と違って、電源ボタンで画面を消すと、GPSの取得も休止してしまうようです。電源ボタンをオンにすると、再度、衛星データをとりにいきます。軌跡をとりたいときは、バッテリ駆動でサスペンドしない設定と、画面オフユーティリティが必須ですね。
こんな感じで簡単に使えてしまうので、道を10分以上歩く場面では、いつもGPSをオンにして地図を見ながら歩いています。楽しいですね。
