ＡＥＬ と、書いてエーイーロックと呼びます。 任意のところの明るさをロックするためのボタンなのです。α100のAELボタンの初期設定は”ボタンを押してる間”だけ、明るさをロックする仕組みになっています。
◆露出に迷ったら手を測れ
この方法は最も実用的で、私も一番使う方法です。人間の手（肌の色）の色は適正露出の18％グレーに近いのでAEロックを使い、手の露出を測って、写真を撮ればほぼ適正露出に近い写真を撮る事が出来ます。
では、一般的な「AEL」の使い方を説明します。カメラのズームを露出を測りたい被写体がだいたい画面一杯になるまで望遠側にズームします（画面一杯にならなくても、画面中央にメインの被写体があれば、ほぼメインの被写体の露出になります）。 被写体が画面一杯まで写ったら、「AEL」ボタンを押します。ハイ、これでOK。あとは、ズームを戻して、撮りたい構図でピントを合わせなおしてシャッターを押します。
ＡＥＬとは、Ａｕｔｏ Ｅｘｐｏｓｕｒｅ Ｌｏｃｋの略で，１度得た自動露出値をロックする機能のことです。同じ露出でフレーミングを変えたいときなどに便利な機能です。ＡＥＬボタンモードで、どのようにＡＥロックするかを選択できます。押す間ＡＥＬは、ＡＥロックボタンを押している間測光値がロックされます。
そこで、顔の暗いところ、たとえば、右眼から髪にかけて測光し、「ＡＥロック」をかけます
