『デジタルカメラマガジン』の三脚セミナーに参加してきました。神代植物園にて行われました。
『デジタルカメラマガジン』では読者および「GANREF」会員を対象にした無料の三脚撮影術のセミナーを開催します。講師は本誌連載でもおなじみのプロカメラマン岡本洋子先生です。セミナー開催場所および参加資格、応募方法については以下の通り。参加定員は10名様、希望者多数の場合は抽選となります(当選者の発表は当選者へのご連絡をもってかえさせていただきます)。皆様、奮ってご参加ください。
実は、このセミナーに当選したので、一昨日、慌てて三脚を購入しました。三脚購入2日目の初心者が参加してよいものかどうか、わかりませんでしたが、とても勉強になりました。岡本洋子先生にいろいろとご指導いただきました。三脚+SIGMA 70-300mmのマクロモードにて、背景の作り方や、前ボケの方法、丸ボケの探し方など、実際に、構図を決めた先生のファインダーを見せていただき、勉強になりました。三脚の使い方も、初心者にわかりやすい解説でとても助かりました。
三脚セミナーの今回の目玉が、『デジタルカメラマガジン』とSLIKが共同開発している超小型・軽量ながら本格的な撮影に使えるカーボン三脚の試作品が使えること。初心者が使っても扱いやすい大きさでした。写真左が私の使っている「スリックエイブル300EX」、右が試作品の三脚です。縮めた状態でとても小さく普通の鞄に入ってしまうほど。高くした状態では、ほとんど同じ高さまで伸ばせます。重さも「スリックエイブル300EX」が2.5kgありますが、試作品は1.6kg程度。一日中、三脚を手持ちで持ち歩くような状況で、使いやすい三脚と思われます。何分、三脚初心者なので、レビューはこの程度にて。三脚の性能自体は、他の参加者のレビューを参考にしてください。
三脚セミナーで撮影した写真です。三脚+マクロ撮影において、手持ち撮影と比べて、構図もピントも安定して、とても撮影しやすく感じました。SIGMA 70-300mmを持ち歩く際には、三脚を使おうと思います。
最後に、岡本洋子先生が師事された秋山庄太郎先生の「写真で大事なのは、背景が8割。背景が気に入らないと撮影しない」というエピソードを紹介していただきました。深大寺の十割蕎麦を食べている最中にお話されたので、「背景8割、蕎麦は十割」という名言が生まれました。お後がよろしいようで。
(追記)
おまけで、iPhoneで撮影した写真です。iPhoneアプリの手ブレ防止カメラアプリ「Darkroom」と、ポラロイド加工アプリ「Polarize」を使いました。セミナー後の蕎麦屋さんでウケていたので紹介しました。