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24時間装着してライフログを記録するリストバンド「UP」メディアブリーフィング

「UP」という製品のメディアブリーフィングに参加しました。この「UP」はリストバンド型のデバイスで、歩数や睡眠時間を常に記録して、スマートフォンアプリにてデータを解析したり、ソーシャルで共有できる製品です。
「UP」の凄い点としては、24時間装着を目的としているため、アクセサリーのように、軽量で、装着感に違和感なく、デザインされており、さらに、生活防水機能により、シャワーや子供の水遊びのようなシーンでも装着したままで利用できるそうです。
装着することで、歩数、距離、消費カロリー、活動時間と非活動時間の比較など、自動的に記録します。特に、睡眠中のログを記録するため、就寝時にも装着することを想定されているデバイスです。
スマートフォンが、日常欠かすことのできない電話や情報デバイスとして活用されていますが、このUPは、さらに24時間装着することで、活用するデバイスになっています。
UPはリストバンドで腕に装着します。

カラーリングは各種あります。

ユニークなのが、スマートフォンの音声ジャックに挿して、データを同期させる点。音声ジャックがリストバンドをカバーを外すと出てきます。

スマートフォンに接続している例。

メディアブリーフィングでは、開発元のジョウボーン社のヨーゲン・ノルディン氏より説明がありました。

UPは、開発前に数千人に取材。健康でいたいという意見がほとんど。
84%が健康を重視しているが、72%が健康管理が続かないと、思いと行動のギャップが生じるり。忙しい毎日で自分の思いを追い続けるのも難しい。この問題を解決する商品は、小さく使いやすいものが求められている。
よりよい自分を目指すために、自分のベースラインを知ることが必要。睡眠、行動がベースラインで、食生活、五感を加えていく。自分のベースラインはいつも変わっているので、常に理解する必要。

システム作成の検討には、3つの基本ツール。
1.クラウドに依存するデータ
2.スマートフォン
3.体に密着するセンサー
3番目のセンサーに関して。
センサーは体に付ける必要あり。常に付けるので、使いやすい、バッテリー時間長い、防水、など要素を持つ。UPは、90分充電で10日間利用できる。
デザインの目標は、中身がゼロでも身に着けたいものを目指す。毎日のスタイルの一部を目指す。機能性アクセサリー。いろいろな色でリリース。
全ての体の動きを感知する。睡眠と動いている状態を感知。五感や食事情報を自分で追加していく。
前例のないカテゴリーの商品のため、開発過程で100以上の特許申請。
耐水性の基準は難しい。腕時計の基準は一定の綺麗な水の中に入れて視力によるチェックをしているが、UPでは日常利用において、不足に感じたために、腕時計よりさらに耐水テストを追加。生活の中で、シャンプーや洗剤を使うシーンを想定。シャワー、雨、フィットネスのワークアウト、子供と水遊びなど、カバーできる防水基準を作成した。
さらに、柔軟性、ボタン耐久テストなどを行い、デザインは200以上の候補から選択。16,000時間以上で開発テスト。実用テストは、数百名のテスターが46週間実施。シャワー、汗などの日常生活のテスト結果を集める。
2番目のスマートフォンについて。
スマートフォンはUPのディスプレイとなる。スマートフォンでは、睡眠サイクル表示。トラッキング表示。トラッキングデータを参照することで、歩数など増やそうという気持ちになる。

1番目のクラウドについて。
データを生かすためにはデータを理解することが必要。データベースは、200万回以上の睡眠サイクルが入っている。このデータを、インサイトにて、わかりやすい情報提供を実施。いろいろなユーザのデータが集まることで、インサイトが充実していく。
UPにて測定→スマートフォンにデータを送り、インサイトのデータにしてユーザーが理解→ユーザーが行動、というライフサイクルで利用する。
データはシェアすることができる。
ライフライン上に、睡眠や歩数などを表示。ライフラインは国を移動して、タイムゾーンが変わると、その変化も表示。
友達同士でチームを作り、データを共有できる。
目標設定、睡眠時間と歩数。
UPの目覚まし機能は、起きる30分前から、浅い睡眠状態になったときに、バイブで起こす。
アイドルアラート機能。パソコンの前で何時間も動かない状況のとき、バイブで知らせて、動くことを奨励する。
パワーナップ機能。昼寝に関して。午後一定時間寝ることで効率が上がる。実際に睡眠に入ってから27分で起こす。
ワークアウト設定
睡眠設定。
利用していくうちに、睡眠状態であるかどうかをアルゴリズムで判定する。
ストップウォッチモード機能。タイムウィンドウを指定して、スマートフォンにてワークアウトを合わせる。
栄養情報を追加。食べるものの写真を撮影。カロリー情報を入力。商品のバーコードスキャンで情報追加可能。

4月20日に日本発売。12月からアメリカにて発売。3月にヨーロッパなどにて発売。
24時間装着して違和感がないことが他社製品に比べて、装着性は優れている。

ワークアウト型のデバイスと違い、自分の行動を記録することで、自ら、健康への意識を高める、というのが製品の大きなコンセプトです。特に睡眠時間の記録により、自分の健康状態が把握できるのがユニークです。睡眠の記録を取るという経験は、全くないので、異次元の世界ですね。これから楽しみな製品です。製品版をお借りしましたので、今後、試してみようと思います。

Jawbone UP 2 第2世代 アプリと連動 [並行輸入品]

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