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ScanSnap SV600タッチ&トライ Meeting

株式会社 PFUのイベント 「ScanSnap SV600タッチ&トライ Meeting」に参加してきました。SV600と言えば、本を裁断せずにスキャンできるために、自炊派の方には話題のスキャナーです。

まず、SV600に関するプレゼンテーションがありました。

PFUは、2012年は、1年で全世界で100万台の販売。
難産で発売まで3年かかった製品。
オーバーヘッドスキャナーとは呼んでいない。あくまでもドキュメントスキャナー。
新しい気持ちでイノベーションした製品。
PC Watchのレビューが良いので、ぜひ読んでほしい。
ブロガー「文具王」より、厚さ3mmの年賀状が届き、我が社への挑戦状と感じた。今回のSV600でスキャンが可能。
想像した以上に反響があり、品不足状態。

詳細な商品説明です。

スキャナーの動きがサイバー。
革新的な技術を詰め込んだ製品。
開発の狙いとして、紙を使える情報へ変換したいが、大きな紙、絵、本のスキャンは手間がかかるので、手軽に電子化するための製品。
「VIテクノロジー
スキャンする原稿までの距離が変わっても補正してスキャンできる。2つの目玉にLED光源を搭載して、上下に稼働しながらスキャン。ライン型CCDセンサーを搭載。端に行くと、スキャンしにくいが、技術でカバー。
「機能」
1.ページ送り。ページをめくる度に自動的にスキャンが開始される。
2.ブック補正。本を開いて、歪んでいる部分を補正。
3.ライブラリー。ファイル管理ソフトを同梱。
「コンセプト」
1.カンタン。ワンプッシュでスキャンできる。Evernoteと連携。複数の名刺をマルチクロップして一枚ずつのデータに。
2.スピーディー。スキャンボタンで電源オンにできる。
3.コンパクト。A3フラッドヘッドスキャンナーの1/10程度。
さらに、ソフトウェアが充実している。
価格は59,800円。個人でも購入できる金額に。7月12日発売。
使うシーンとしては、新聞、雑誌、子供の作った立体絵、学術書、名刺などを想定。

ScanSnapを愛用しているブロガーのいしたに氏と文具王氏のトークセッションがありました。

「SV600を見た感想」
いしたに:動きなど、笑っちゃう。
文具王:動く音が変な音。SFに登場するロボットのような愛嬌のあるマシン。
イノベーションを感じるところ」
文具王:今までスキャンできなかった大事なものをスキャンできる。良い点もあれば、癖もある製品。
いしたに:スキャナは元来、真面目な製品。このSV600は遊べる商品。立体を撮るのは難しく、定点撮影も難しいが、SV600では可能。文字じゃないものをスキャンできる。ユニークな商品なので、ドラえもんの道具のようなネーミングが欲しいところ。今までのスキャナーに比べて、ヒューマンエラーが起きにくい。
「自炊は変わるか」※SV600の発表で、断裁しないでスキャンできるため、スキャン後に、本をブックオフに持ち込むユーザーが増えるのではないか、という懸念のニュースが流れたことを紹介。
文具王:自炊派の人には勧めない。自炊するのであれば、断裁する方が速い。SV600じゃないとスキャンできないものに利用するのが本質。他のスキャナーと比較するのは無意味。
いしたに:ブックオフ議論を出した人は、自炊をしたことがない人。何百ページも、自分でめくりながらスキャンは現実的ではない。断裁した方が楽。SV600で本をスキャンするため本が売れなくなる、という議論は、コピー機が出たときに本が売れなくなる、という議論に似ている。コピー機で本を全てコピーするのも現実的ではない。
昔、「印刷」が登場したときに影響が出たのは出版業界ではなく、「家具業界」。パターン印刷ができるようになり、家具の柄にパターンが使われるようになった。「SV600による影響」も出版業界ではなく、新しい分野で影響があると感じる。
SV600は、PFUはドキュメントスキャナーと呼んでいるが、ドキュメントスキャナーとは違う製品。新しいジャンルの製品。
SV600の使い方として、旅行に行ったときの半券を貼ったノートのスキャンで使ったり、大事な本の大事なページをスキャンしたい。
「実際に使ってみて良い点」
文具王:PFUの提案する使い方が主流のなるとは思わない。ビックリするような使い方が開発される可能性がある。指でページで抑えてスキャンしても指を消す機能があるが、自分は、ページ抑え用にフォークを改造して使っている。スキャナーを持ち歩けるバッグが欲しい。段ボールでバッグのモックを製作した。
いしたに:鞄の話なら「俺に作らせろ」と言いたい。スキャナーを持ち歩きたいことには同意。山の中で、虫や葉っぱをスキャンしたい。
文具王:日本のメーカーから出た新しい商品。興奮している。製品としては、まだ完成していないので、PFUにフィードバックして、商品を良くしていきたい。
いしたに:ビジネスシーンで役立つはず。会員証やカルテなどのカードをまとめてスキャンできる。

このあと、アンバサープログラムが発表されました。15名のユーザーが、アンバサダーとして、今後商品を紹介していくそうです。

実際に使用してみました。

まずA3サイズの新聞をスキャンしてみました。

光が上下に動き、2秒ほどで読み込みます。

読み込みは非常に簡単です。

名刺やレシートをまとめてスキャンすると、一つずつセパレートした画像にしてくれます。

また、名刺やレシートはOCR機能により文字の読みこみが可能です。厚さは3cmまで対応。解像度は150dpiから600dpiまで。
iPadを試しにスキャンしてみましたが、液晶はスキャンできませんでした。

使ってみると、非常に簡単に操作ができます。また、上から光で照射しながらスキャンする様子がサイバーで楽しいです。自炊する場合は、通常のドキュメントスキャナーの方が便利ですが、部分的にスキャンしたり、裁断しにくいアルバムなどをスキャンすることに使ってみたいです。今後、ユニークな活用方法が発見されそうで、楽しい商品です。スキャナーの新しいスタイルとして、楽しみな商品でした。

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富士通 ScanSnap SV600 FI-SV600

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