口径が55mmなので、前期型のようです。
外観に傷があり、安くて購入したのですが、こちらのレビューで絶賛されていますね。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kenkyu/lenskenkyu98.html
こちらでも言及しています。
ネット情報によりますと、誉が高いのは
今回撮影に使った MD Rokkor 50mm/F1.4 前期型のようです。
New MD 50mm/F1.4は、
ミノルタのマニュアルフォーカスの50mm/F1.4としては最後発
でしたが、歪曲収差が大きいこと（直線が樽型にゆがむ）と、
絞り開放の画質が悪過ぎ、と評判が良くないようです。
おもしろいのはレンズ構成です。前期型は5群
7枚の変形ガウスタイプでNewMC 50mmF1.4
と同じです。類似したガウスタイプのレンズに
1936年のLEICA LマウントのクセノンXenon50mm
F1.5があります。その光学系は1949年発売の
ズマリットSummarit 50mm F1.5や1959年発売
のズミルックスSummilux 50mm F1.4へと受け
継がれていきます。MD 50mm F1.4前期型は歴史
的名玉群の光学系の影響を受けながらアクロ
マチックコーティングで秀逸な描写力を実現
したわけです。
開放F1.4にて撮影テスト。途中からF2に絞ってみましたが、絞ると安定してきます。
