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フレックスRM キヤノンカメラミュージアム

キヤノンフレックスに始まる同一系列の機種でありながら、独自の位置を占める機種として開発された。
キヤノンフレックスのボディシェルを共用化しているにも関わらず、極端に低く沈み込んだペンタ部が独特のデザインフォルムを形作っていた。
上カバーを高くして、ボディとの間に納まっている埋め込み式の巻き上げレバーも秀逸でスタイリッシュ。そして、大型のシャッターダイアルの回転に連動して、対応する適正の絞り値を読み取るセレン光電池式の露出計を内蔵していた。高級35mm一眼レフカメラでの露出計内蔵は、1960年に発売されたコニカ Fに次ぐもので、思想的には、その前年に発売した7型と同様で、良質の写真画像を得るには、高級機といえども露出計の内蔵化は不可欠、と判断したからであった。