AT-X 270 AF PROミノルタマウント。1994年に苦境のトキナーを救ったF2.8人気ズーム。
田中長徳写真展の帰りに八重洲のカメラのキタムラに寄ったときに衝動買い。Aマウントなので、ソニーのマウントアダプターにてAFが使えます。
ソニーマウントアダプターLA-EA4で使うと相当な前ピンで、ピント微調整機能にてMAXの-20にて丁度良い感じ。タムロンのA09も同じ傾向なので、サードパーティ製のズームはこうなってしまうのかな?写りは、開放は真っ白でぼんやりな感じで、なかなか手ごわそうです。コーティングの弱いオールドレンズを使うときの設定でクリエティブスタイルをクリアにして、色彩+2、シャープ+2で撮影。コントラストも途中から+1に。
前玉が77mmもあって、重さが720gもあります。私の持っているレンズで、SIGMA 400mmの次に重い、という標準ズームレンズとしては破格の重さです。
ワンタッチフォーカスクラッチ機構でAF時はフォーカスリングが回らない、という面白いシステムを搭載しています。この時期のトキナーは、アンジェニューのOEMが終了した時期でアンジェニューのデザインを採用したそうです。
最短70cmなので寄れません。この写真はトリミングしたもの。F2.8開放のフワフワの例です。