マイクロフォーサーズ用の大口径標準レンズと言えば、フォクトレンダーのノクトン25mm F0.95が有名だ。ノクトンはマイクロフォーサーズ用レンズとしては大柄な製品で、マイクロフォーサーズボディが小さいこともあり、ことのほかその大きさが目立っていた。一方、スピードマスター25mm F0.95はとてもコンパクトにまとまっている。オールドレンズファンであれば、ライカのズミクロン35mm F2を想起してもらえばそのサイズ感がわかるだろう。E-M5 Mark IIに付けたときのバランスもよく、この鏡胴サイズでF0.95を達成していることに驚かされる。