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再録 Tokina AT-X24-40mm F2.8 for CANON FD: BEYOONTAVOX : ほんたわ

AT-Xシリーズは価格も大変にリーズナブルであった。それまでレンズ専業メーカーが発売していた価格帯からすると、若干高価にはなっていたが、カメラメーカーにはない高級スペックで、しかも価格はカメラメーカーよりずっと安く、写りは高レベルであった。
 当時のレンズ技術では最短撮影距離こそ短くするのは困難であったようだが、それを除けば完璧に近い仕様で登場したのである。
 中でも35-70mmF2.8はニコンユーザーにウケた。ニコンにはそういうレンズがなかったからである。しかも写りはニコンユーザーも納得のレベル。売れないわけがない。
 報道関係でもトキナー35-70mmは愛された。ニコンがモタついている間に、すっかりトキナーレンズの実力が市場で認められてしまったのだ。
 60-120mmはハンパな焦点距離が災いして販売量が伸びなかったけれど、ポートレート派の間では密かに名レンズと噂され、販売中止後はマニアの間で奪い合いになる始末。80-200mmは現在でもトキナーの定番レンズとして確固たる地位にある売れ筋だ。