RAID 5のリビルドの危険性
前項では、1台のHDDが故障してもリビルドを行えば元のデータを復旧できるというメリットをご紹介しました。しかし、リビルドをよく知らないまま行ってしまうと、データ消失の可能性があるという、リスクがあります。ここでは、リビルドの際によく起こるミスについてご紹介します。
<RAID 5のデメリット>
HDDが少なくとも3台以上必要なので、初期導入コストが高くなる
データを保存する際にはパリティの作成を行うため、データ保存には多少時間がかかる
2台以上のHDDが故障した場合、データの復旧が不可能になる
HDDの1台が故障してもシステムは稼動しているため、故障に気付かないことがある