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ソフトバンクよりHTC製Windows MobileスマートフォンX01HT」が発表になりました。私は、とても嬉しく感じました。
現在、X01HTと同じ型番であるドコモの法人向け端末hTc Zをお借りして使っています。さすが世界のスマートフォン市場に端末を供給しているHTCだけあって、いろいろ使いやす工夫されている点もあり、ユーザーとしては、とても楽しい端末です。しかし、残念ながら、hTc Zは一般販売されていません。展示会で聞いた話では、一般販売するとドコモショップでのサポートが難しいから、という説明があったように記憶しています。携帯キャリア会社から見ると、WindowsMobileスマートフォンは企業向けに大きなソリューションの導入以外は、旨みのないものという考え方なんだなあ、と痛感しました。
きっとW-ZERO3も、発売当初は、法人向け販売がほとんどのシェアではないかとウィルコムも考えていたと思います。しかし、コンシューマーに大ヒットしました。予想を超えた販売台数が売れました。一般ユーザーにWindows Mobileスマートフォンのニーズはあったのです。ウィルコムという携帯コンテンツよりも、通話&通信定額に特化したキャリアだからこそ、Windows Mobileスマートフォンに踏み切れたのかもしれません。3大キャリアの有料コンテンツ&クローズドなネットが重要と考え方では、Windows Mobileスマートフォンの登場は絶望的かな、と思っていました。
しかし、今回、ソフトバンクは、新機種13機種発表の中で、12機種目にX01HTを登場させました。私は、可能性があっても法人向けなのかな、とさえ思っていました。しかし、コンシューマー向け発表会の末席に加えられたのです。さらにX01HT向けの定額料金プランもセットにして、です。
日本でのWindows Mobileスマートフォンの登場を絶望的に考えていましたが、昨年10月20日W-ZERO3発表に続き、今年の9月28日にX01HTが発表されたのです。遅い歩みではありますが、確実に、広がりつつあります。PDA市場が縮小してしまった今、W-ZERO3がヒットしなければ日本のスマートフォンの未来はないと信じて応援してきました。PDA、モバイルの救世主であると思ってW-ZERO3を応援してきました。W-ZERO3の切り開いた道が確実に進んでいるのです。
X01HTには頑張ってもらいたいです。X01HTは、Bluetooth無線LAN搭載というW-ZERO3にはないスペックで登場しました。料金プランやモデルに関して、既存のユーザーの方はいろいろとご意見があるかと思いますが、Windows Mobileスマートフォンのバリエーションとしては、不可欠なモデルの一つだと思います。そして、このX01HTがヒットすれば、ソフトバンクにてさらに別のバリエーションの可能性があるでしょう。また、ドコモ、auへの影響もあるでしょう。さらに、ウィルコムへも刺激になるでしょう。インセンティブ販売で潰し合わずに、このW-ZERO3がきっかけを作った市場を少しずつでいいので、ぜひ広げていただきたいです。
X01HTが、量販店の携帯電話売り場に並んでいる様子を想像しただけで、とてもワクワクします。海外でしか入手できなかったHTC製Windows Mobileスマートフォンが、日本で普通のお店で販売されるなんて夢のようです。
話がうまくまとまりませんが、日本の未来のスマートフォンのためにも、X01HTを応援していきたいなあ、と思っています。