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X03HTでExchangeを活用

Windows Mobileスマートフォンの特徴として、Exchangeサーバーと同期ができる、という点があります。しかしながら、個人ユーザーでExchangeサーバーを持つのは大変な費用と手間がかかります。今回、法人向けにExchangeホスティングサービスを行っているTOSYSの「Livestyle」を試用しています。個人では利用できないサービスなため、貴重な体験をさせていただいています。毎月1回程度、レビューを載せていこうと思っていますので、Exchange導入をしていない法人の方に参考になればと思います。
「Livestyle」

「Livestyle」のよい点は、1クライアントでも申し込みができる点です。例えば、会社全体で導入ではなく、自分の部署の5人だけで利用する、なんて方法が可能なところです。サーバー導入には、多額の費用がかかりますが、「Livestyle」ならば低予算ですぐに始めることができます。スマートフォンを5台導入するときに、一緒に「Livestyle」を導入すれば、すぐにExchangeが利用できるというわけです。
今まで、8回のレビューを掲載しました。
Exchangeホスティングサービスを初体験
Exchangeホスティングサービスにてメール、予定表、連絡先をワイヤレス同期
Exchangeホスティングサービスにてスマートフォンに手動設定
Exchangeホスティングサービスにて複数のスマートフォンを便利に使う
SharePointでブログ、Wiki、掲示板、予定表を共有する
Exchangeサーバーのメール機能をiPod touchで利用
iPhone 3GでExchangeサーバー利用
ExchangeでiPhone 3GとEMONSTERを併用
今回は、ソフトバンクX03HTでExchangeを利用してみました。

X03HTは、Windows Mobile 6 Standard Editionを搭載しており、画面タップのできないタイプのスマートフォンです。より携帯電話に近いスタイルで利用するStandard Editionでは、手軽にExchangeが利用できます。まずは設定です。
スタート→ツール→ActiveSyncを起動します。

メニュー→サーバーの構成を選択します。

サーバーアドレスを入力します。「このサーバーは暗号化が必要」にチェックを入れます。

ユーザー名、パスワードを入力します。

同期するデータにチェックを入れます。

メニュー→設定、で各項目の詳細な同期設定ができます。

ActiveSyncのメニュー→スケジュールで同期のタイミングを設定します。

ActiveSyncで同期します。

データの同期ができました。


X03HTのような小さな端末で、Exchangeの同期が実現できると、手軽にメールや予定表の活用が可能です。オンラインで同期されている安心感はスマートフォンならではの良さです。Windows Mobileスマートフォンをご利用の方は、是非Exchangeを活用されることをお薦めします。